男女平等はおもちゃ業界も同じ「レースカーに乗る女子」「人形で遊ぶ男子」
スウェーデンのまねをして男女平等なおもちゃカタログを作ろうとしているイギリスのおもちゃ会社が話題になっています。
スウェーデンが男女の平等に関して早くから力をいれていることは有名ですが、2012年、おもちゃのカタログにベビーカーであそぶスパイダーマンの格好をした男の子を起用したり、レースカーに乗る女の子を起用したことが話題になりました。
その後スウェーデン国内ではお人形で遊ぶ男の子や機関銃を持つ女の子もカタログに登場するようになりました。
これまでたくさんのおもちゃが男の子用のおもちゃ、女の子用のおもちゃ、と分けられて広告宣伝されていることに疑問を持っていたイギリスのワッツ氏は、スウェーデンの男女平等なカタログを見てイギリスでもやろうと活動を始めました。
「男女平等ではないおもちゃの広告宣伝によって、子供たちの個性ややりたいことに制限がかかっている」というのは、この活動に参加するペリーマン氏。
この活動に参加するのは主に、同じようにおもちゃの広告宣伝を男女平等にしてほしいと考える親たちでした。7,500もの署名を集めておもちゃ会社に呼びかけたところ、ついにはイギリスの大手トイザラスが、おもちゃの広告を男女平等なものにすることに合意したのです。
実際に男女平等なカタログがイギリスで発表されればまたそれが話題になっていい宣伝効果にもなるでしょうね。
参考:Sweden inspires UK on gender neutral toys
http://www.thelocal.se/50184/20130911/
当記事は、ハイブリット翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。