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農業界や食品業界のみならず、消費者の間でも注目を集めている“奇跡のりんご”。この、完全自然栽培のりんごを使ったコスメ「りんご物語スキンケアライン」が、コスメ製造、販売を行うブルーム・クラシックのオンラインショップ「エコットコスメ」より6月11日に発売された。
“奇跡のりんご”とは、青森県でりんご農家を営む木村秋則氏が成功させた、完全自然栽培のりんごのこと。それまでりんごは完全自然栽培で育てるのは無理だといわれていたため、“奇跡”と称されているのだ。肥料、農薬、除草剤を使わず、無謀で常識はずれとまで言われながらも、苦労と困難を経て生まれたこのりんごには、安全性はもちろん、厳しい気象条件を自らの力だけで生き抜く大いなる生命力と、それを支える豊かな有効成分が秘められている。そんな奇跡のりんごが持つ力に着目して誕生したのが「りんご物語スキンケアライン」なのだ。

誕生のきっかけは、ブルーム・クラシックの化粧品開発担当者が、木村さんをTV番組で知ったことから。人にも環境にも優しいライフスタイルを目指す人のためにと、その後約2年間に及ぶ研究が重ねられ、全9アイテムが誕生。クレンジングジェル、ウォッシングフォーム、ナチュラルローション、モイストエッセンス、ブライトエッセンス、センシティブエッセンス、ジェルクリームS(さっぱりタイプ)、ジェルクリームR(しっとりタイプ)、ボディジェルクリームの9アイテムに使われているのは、ひとつの果実に栄養が行き届くよう間引きされたまだ青いままの摘果りんご。成長のパワーが凝縮された摘果りんごには、ポリフェノールも豊富に含まれ、高い整肌成分が認められているのだ。りんご果汁(原液)には、老化を促進する原因のひとつ、紫外線から肌を守る抗酸化作用、肌を引き締め毛穴のつまりを抑える収れん作用、皮膚刺激を緩和する肌荒れ防止効果があることもわかっている。その他、オーガニック成分、ビルベリー、ビート、ブナ、ヒナギク、アルガン、ホホバなどこだわりの素材を用い、高い保湿効果と整肌効果で瑞々しい肌に導く。合成色素、合成香料、合成界面活性剤、パラベン、アルコール、酸化防止剤は不使用。オーガニックコスメの認証機関「ECOFIT」の認証基準もクリアしている。



安心・安全な素材を使用しているだけでなく、実際に効果のあるオーガニックコスメを求める女性が増えている昨今、使用感や効果のほどが気になるところだが、実際に使ってみると、その高い機能性にも納得できる。手にとってみると、例えばクレンジングジェルやジェルクリームではまるでりんごのジュレのようなぷるりとしたテクスチャーを、ローションでは果汁のようにコクのある質感を、そして全ラインを通しては甘酸っぱいもぎたてのフルーツのようなフレッシュな香り楽しめる。肌にのせるとすっと馴染み、たっぷりと皮膚に水分を届けくれるので、お手入れ後の肌はふっくら。滑らかな感触とフレッシュな香りで、毎日のケアが楽しくなること間違いなしだ。エッセンス3種とジェルクリーム2種は、肌質や使用する時間帯、季節に合わせて最適なものが選べるように配慮されているのも嬉しい。
パッケージは、大切に育てられた“奇跡のりんご”をイメージしたという。ストーリーのある素材と、そこに特別な想いを寄せる人々が丹精込めて生み出した「りんご物語スキンケアライン」。熱い想いによって大切に育てられた“奇跡のりんご”のように、あなたの肌も大切にケアし、いたわってあげてはいかがだろう。

(text / june makiguchi)

■木村秋則さんプロフィール
1949年、青森県中津軽郡岩木町(現・弘前市)生まれ。青森県立弘前実業高等学校を卒業。20歳代前半より農業に従事。当初は農協の指導に沿った、通常のりんご栽培を実施していたが、使用している農薬で家族に被害が出始めたことをきっかけに、徐々に農薬を減らし堆肥を使用する減農薬・有機栽培を始める。その後、完全無農薬・無肥料の栽培を始めるが、10年近い無収穫時期を経験。その間、農作業を行いながら、様々な仕事に従事し生計を立てる。"奇跡のりんご"開発後も農作業の傍ら、日本および世界へと自然栽培の普及・啓蒙のために農業指導や講演実施と尽力を注いでいる。


■お問い合わせ:株式会社ブルーム・クラシック