恋に効くコラムLesson最終回 不倫の彼との行方

　堂々と街を歩けない交際をしている自分に背徳感もありつつ、そのスリルに溺れてしまう不倫や浮気。頭ではダメだとわかっているのに惹かれてしまうのが恋愛。理屈で割り切れないのが恋愛。でも、誰だってそんな恋愛で傷つき痛手を負いたくはないはずです。

　石田純一さんが、恋愛や婚活の悩みに対して丁寧に相談を受けている婚活サイト「youbride（ユーブライド）」のコラム「石田純一セレクション　恋に効く名言」は、今回で最終回を迎えます。

　バツイチ同士の相手との恋愛が、いつの間にか不倫になってしまったと悩む41歳女性から「彼と縁を切るかどうか悩んでいます…」という質問に対して、かつて「不倫は文化」という名言が有名な石田さんは、「不倫の犠牲になるのは、女性であることが多い」と女性を気遣う発言をしています。

　さらに、ご自身の前の奥さんは絶対に石田さんを許していないことも明かし、「不倫を自分の都合よく考えてはいけないし、すべてを失うこともあると肝に銘じるべきです。その事実は永遠に消せないし、申し訳ないという気持ちをずっと背負っていくし、絶対に許されることではありませんから」とも続けています。

　そして、不安な気持ちから交際相手を疑い、相手の携帯を覗き見たい衝動に駆られる人についても、石田さんは「携帯の画面を覗いた瞬間に、破滅の道、別れの道の扉を開けたようなもの」だから、ただちにそういうことはやめたほうがいいとピシャリとアドバイス。

　「実際に携帯を見るなんてかっこいい行為じゃない。いったい携帯の中に何があったら一番嬉しいの？　ってことになるでしょう。安心したいの？」とのこと。確かに見て安心したいということは、すでに相手を怪しんでいるわけですから、状況が悪く良い結末なんて想像するほうが難しいですよね。

　石田さんから最後に送られたメッセージは、幸せな結婚をするためにとても大事なポイントについて。それは「一緒にいたら幸せになりそうだなという印象を残せること」だそうです。欠点があるなら、隠すのではなく改めていく。欠点を弱めていって、長所は伸ばしていくこと。「『自分磨き」というと当たり前に聞こえるけど、具体的にどういうところが足りないのか、自分がコーチとなり、プレイヤーとなって、常にシミュレーションしていく。そういう客観的な第3者の視点を持つといいと思います。」

　そして「ぜひ魅力的な人になって、素敵な恋をして、幸せな結婚をしてください！」と婚活中の男女に熱いエールを送ってくれました。結婚という視点に立つからこそ、表面だけで取り繕えないことも沢山ありますよね。婚活で行き詰っていたり、少しお疲れ気味の女子達は、今から中身を充実させて魅力ある女性になることが先決！　急がば回れの精神で婚活を成功をさせましょう。