告知いかがいたしますか?


小学生までは仲良しだったのに。友人との関係に悩みイライラする日々/中学生でがんになりました(1)

体調不良には、時として大きな病気が隠れているケースもあるもの。今回ご紹介するのは、腹痛はストレスのせいだと思っていたら実はがんだった、という中学生のお話です。

中学2年生の莉子は、友人関係に悩みを抱え、学校が好きになれない女の子。謎の腹痛が頻繁に起こるのはストレスが原因だと決めつけ、誰にも相談せず我慢していました。ところがある日、ひどい体調不良から病院を受診すると、医師から「がんが見つかった」と告げられて…。

自身も闘病経験のある著者・つきママさんが、フォロワーさんの体験談をもとに描いた小児がんの現実。子どもが体の異変をうまく伝えられない、言い出せないことは珍しくないだけに、改めて早期発見の大切さについて考えさせられます。

※本記事はつきママ著の書籍『中学生でがんになりました 〜腹痛から始まった小児がんの記録〜』から一部抜粋・編集しました。

検査結果を告げられたお母さん


大変過酷な治療です


病室では


何かあったのか?


告知するかどうか決めないといけなくて


告知すべきだと思う


著=つきママ/『中学生でがんになりました 〜腹痛から始まった小児がんの記録〜』