【渡邉美穂&木村柾哉】W主演!甘酸っぱさと感動が詰まった「あたしの!」試写会レポ
原作紹介
「あたしの!」幸田もも子
集英社マーガレットコミックスDIGITAL刊が原作。
あの数々の大ヒットラブコメ漫画「ヒロイン失格」「センセイ君主」を生み出してきた幸田もも子による作品。
本人コメント
恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙が止まりませんでした。
あこ子と充希がバッチバチに取りあう直己くんは、画面を直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!
臆病でどうしてもあざとくなっちゃう充希、へたすれば敵を作っちゃうかも?なのに、なぎさちゃんの演じる充希はその不器用さが愛しくなっちゃうような充希でした。
みんなの見守り役の成田もとっても素敵でした!
原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!
甘酸っぱさと感動が詰まった青春映画♡ 友情と恋愛の2軸でお届け!(ネタバレなし)
友情
1.あこ子と充希
真っすぐで素直過ぎる性格でド直球なあこ子と、心に思ってることを上手く言葉にできない充希は、小学3年生からの大親友。
そんな2人の目の前に学校イチの超人気者・直己が降臨!
直己に一目惚れしたあこ子は、全力ド直球なアプローチを開始♡
一方の充希は「かっこいいと思うけど恋愛って感じじゃない」と、好きではないと断言しているが、なにやら怪しい行動をしています。強がる充希にもどかしさを感じてしまうかも…?
これから、負けられない恋の戦いが始まる!?
2.直己と成田
全女子の学校に行く原動力である学校イチの王子様・直己。
超人気者でいつも笑顔な直己に全女子がメロメロ♡
女子に告白された回数は3桁に上ります…!しかし、なぜか彼女を作らない主義らしく、断り続ける直己。
そんな直己には実は秘密があった…。直己の秘密を小学校以来の親友の成田だけが知っています。
どうして彼女を作らないのか、直己の過去を知る成田がこの作品を大きく動かす!?
恋愛
1.あこ子と直己
直己に一目惚れしたあこ子は、全力ド直球なアプローチを開始するも、直己に「彼女をつくる気ないから」とあっけなく振られてしまいます。
でもこのままでは終われない!と、再び全力アプローチを始めるあこ子。
そんなあこ子に、直己の閉ざされた心が開き始め、笑顔が増えていきます。
しかし、あこ子のある場面を目撃してしまった直己。そうして直己の心はまた閉ざされてしまう…!?
2.充希と直己
充希は直己のことを好きじゃないと断言しているものの、なにやらあざとい行動をします。
あこ子の気持ちを知っているものの、直己への想いはとどまらず…。
ついには、あこ子の隙をついて、自分が直己と2人きりになるように仕組んでしまいます。
あこ子のことが頭をよぎりながらも、直己への気持ちが抑えきれず葛藤する充希。
直己はそんな充希の姿を見て、どう行動するのか!?
4人それぞれの性格がうまく絡みあった、笑いあり涙ありの青春ストーリー。
「この状況で自分だったらどうするか」と自問自答しながら観るとさらにおもしろいかもしれません!
今までの少女漫画が原作の映画とは一味違う感覚を体感できる、映画「あたしの!」。
過去から未来への繊細な描写にもぜひ注目してみてくださいね。
恋愛×友情=?答えを知りたい方はぜひ劇場へ!
出演者の“作品に対する思い”をご紹介
関川あこ子(渡邉美穂)
『あたしの!』の出演のオファーをいただき、初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました。
けれど、キャスト・監督・スタッフの皆様が「みんなで頑張っていこう」と現場をとても明るくしていただき、背負い込みすぎず、でも一生懸命に撮影に臨むことができました。
私の演じる、あこ子は猪突猛進で素直でパワフルな女の子で、周りの人を巻き込んでドタバタしますが、あこ子やみんなが成長する姿も見届けていただけたらと思います。
御共直己(木村柾哉)
最初お話をいただいたときは、初めての映画への挑戦でもあるので、うれしいと同時に不安も大きかったです。
ですが、監督が通常の本読みに加え、リモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕を、キャストやスタッフのみなさんが盛り上げてくださって、クランクアップのときには、不安もなくなり、違成感で感極まってしまいました。
喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います。
映画館で観てくださった方の心を動かせたらうれしいです。
谷口充希(齊藤なぎさ)
以前よりもも子先生の作品が大好きで、「あたしの!」の原作も読ませていただいていて、次はどうなるんだろうとハラハラしながら読んでいたので、今回、充希役で出演させていただけることになり、本当にうれしかったです。
撮影はとても楽しくて、毎朝現場に行くのが楽しみでした。
笑顔になったり、きゅんとしたり、青春がつまっていて、観ていて超ハッピーになれる映画になっていると思います。
成田葵央(山中柔太朗)
僕が演じさせていただいた成田は、芯があって変わらない存在で、親友の直己や、あこ子・充希の変わっていく感情を見守っていく存在だと思って演じさせていただきました。
撮影中に褒めて伸ばしてくださった監督と成田という役柄を一緒に作っていきました。
恋と友情がテーマではありますが、映像もすごくきれいで、たくさんの方の心に響くような作品になっているので、ぜひ劇場でご覧ください。
出演者たちの仲のよさが伝わる♡ 制作の裏側をご紹介
2人を繋いだのはまさかの餃子!!
あこ子を演じる渡邉美穂さんと充希を演じる齊藤なぎささん。
初共演の2人の距離を縮めたのは、撮影前の本読みが行われた後、お互いを知るために2人で食事へ行き、そこで一緒に食べた餃子だったそう!
餃子をきっかけに2人はあっという間に意気投合、毎日連絡を取りあう仲に♡
撮影現場でも、まるで昔からの友だちであるかのように楽しそうに語りあっていたそうです。
直己を演じる本作期待の木村柾哉
映画初出演にして初主演となる木村柾哉さん。
「INI」として活動するなかで磨かれてきたスター性と表現力を直己役に注ぎ、好感度100%超えの直己をつくりあげてくれました。
映画では、直己のかっこよさ、チャラそうに見えて実はとても誠実というキャラクターに、ミステリアスさをプラス。
また、原作では描かれていない直己の過去を設定することで、より魅力的なキャラクターになっています。
木村さんは直己という役について、「いつでも誰にでも笑顔で明るく接しているけれど、心のなかでは自分のせいで誰かを傷つけたくないと思ってしまうような、人に気を遣いすぎる人」だと分析しているそう。
そして、横堀監督は木村さんが演じるとある場面を見て「撮影中、芝居でいちばん成長を見せたのは、木村さんかもしれない」と驚いたそうです。
そんな役者としての木村さんの成長に、横堀監督も思わず涙をこぼしたのでした。
クールボーイの正体は実はお笑い好き!?
直己の親友・成田を演じる山中太朗さんは、俳優として活躍の場を飛躍的に広げながら、ダンスボーカルグループ「MILK」としても活動をしています。
本作では“見守る”というキーワードを意識して臨んだそう。
山中さんは成田について「それぞれから相談がきても、誰も傷つかないようにアドバイスをする、それが成田らしい優しさだと思って演じました」と語っています。
また、横堀監督が用意した成田の裏設定、それは「めちゃめちゃお笑い好きである」というユニークなものでした。
いつも一歩も二歩も引いたところで直己たちを見守っているが、頼りになるクールさの裏に「お笑いが好き」というギャップをつくることで、親しみやすさが出て魅力が深まります。
本作では、そんな裏設定が垣間見られるシーンがあります!
クールな成田がどんどんお茶目さを出していく、そんな成田の変化に横堀監督もベタ惚れ♡
映画「あたしの!」11月8日(金)公開中!
恋愛映画の域を超えたハラハラドキドキストーリー♡ ぜひ劇場へ!
文/Ray WEB編集部