ミス ディオールの物語を旅する展覧会が開催 ブティックやカフェを併設
会場では、1949年にモンテーニュ通り30番地のアトリエで制作されたドレス「ミス ディオール」をはじめとした美しいドレスの数々を公開。ミス ディオールの広告キャンペーンでナタリー・ポートマン(Natalie Portman)が着用したドレスも展示する。
また、世界的なアーティストとのコラボを多数披露。フランス人 ヴィジュアルアーティストのエヴァ・ジョスパン(Eva Jospin)が手がけたミス ディオール パルファン限定エディションの舞台となる、一面に刺しゅうを施したフローラル ガーデンのスペースで、来場者をイマーシブな世界へと誘う。ボトルを収めるために制作した特別なトランクには、壁面に施した刺しゅうモチーフがミニチュアで再現。インドのチャーナキヤ工房で熟練の職人達と女性たちによってあしらわれた繊細な刺しゅうは、花々が咲き誇る春の庭園を思わせる。なお作品は世界150点限定で制作し、同展を皮切りに日本国内でも発売する。そのほか、日本からヴィジュアルアーティストの荒神明香や画家 井田幸昌、アーティスト 江上越が参加し、中国人画家のリャン・ユアンウェイ(Liang Yuanwei)、オランダ人デザイナー サビーヌ・マルセリス(Sabine Marcelis)、イタリア人フォトグラファー ブリジット・ニーデルマイル(Brigitte Niedermair)らがミス ディオールから着想を得た作品を披露する。
ブティックではミス ディオールのフレグランスを中心に、メイクアップやスキンケア製品、ディオールヘリテージにまつわる書籍などを用意。フレグランス スペシャリストによる香りのカウンセリングを体験し、スタイルや気分に合わせて香りを選ぶことができる。さらに、香りのまとい方なども紹介し、充実したミス ディオールの香りの体験を提供する。なお同店で税込4万4000円以上の購入者には、数量限定で展覧会限定のオリジナル トートバッグをプレゼントする。
また、入場者限定で体験できるカフェも併設。ミス ディオールの世界にインスパイアされ、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)」とコラボレーションしたオリジナルのマカロンや、花々や香りを彷彿とさせるシグネチャー デザート プレートのほか、ピンク ペタルが美しいスペシャル ドリンクを提供する。なお、マカロンとドリンクはテイクアウトが可能だ。
開催に合わせ、ディオール 公式オンラインブティックには展覧会内のブティックをスマートファンやパソコンで体験できる「バーチャル ミュージアム ブティック」をオープン。会場を訪れたかのような360度の写真を含むコンテンツを公開する。
メゾンを象徴するフレグランス「ミス ディオール」は、1947年に発表。クリスチャン・ディオールの妹で、花を愛し、フランスのレジスタンス運動家でもあったカトリーヌに捧げられ、ムッシュ ディオールのヴィジョンを具現化した。千鳥格子柄のクチュール リボンをあしらい、スーツのように裁断されたボトルのインスピレーションを1950年に発表した「ヴェルティカル」ラインから得るなど、メゾンのクチュール フィロソフィーと深く結びつく。発表以来、進化を続け常にその時代のスピリットを体現し、若さや自由の象徴として愛されている。
最新作は、ディオールのパフューム クリエイション ディレクター フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)氏が現代的な視点で解釈で創り出した、「ミス ディオール パルファン」(35mL 税込1万3200円、50mL 同1万8040円、80mL 同2万3100円※店舗限定展開)で、グリーンでフローラルな香りを放つフルーティなジャスミンを中心に、ウッディ ノートやフローラルでグルマンな香りを兼ね備え、“現代の”シプレー ノートへと昇華させた。
■ミス ディオール展覧会 ある女性の物語
会期:6月16日(日)〜7月15日(月・祝)
※6月25日(火)は休館
会場:六本木ミュージアム
入場:完全予約制(無料)
時間:10:00〜20:00(最終入場19:00)
※7月15日のみ17:00最終入場、18:00閉館
※入場・予約はひとり一回まで
予約:ディオールビューティー公式LINEアカウントの「お友達追加」と「LINEコネクト」が必要
予約受付ページ
■バーチャル ミュージアム ブティック
オープン期間:6月17日(月)〜7月15日(月・祝)