40代からの心地よい「下着選び」。もう迷わない“替えどき・捨てどき”の決め方
ノンワイヤーや機能性の高い下着が増え、みんながどのような下着を選んでいるのか気になることがありませんか? 「65点の暮らし方」について発信している整理収納アドバイザーのハギヤマジュンコさんが、40代からの心地よい下着の選び方について教えてくれました。
「自分らしくいられるか」を優先して選んでいい?
みなさん、下着はどのようなものを選んでいますか?
上下おそろいのもの、レース素材のもの、上品で美しいもの。私はそういう下着を選ぶことはほぼなくなりました。
暮らしもそうですが、身につけるものが「人からどう見られるか」「我慢してでも身につけなきゃ」という思いを手放し、「自分らしくいられるか」を優先していいものでしょうか? 今回は、最近の下着選びの基準を紹介します。
●1:締めつけられないもの

寄せて集めて、下から持ち上げ、そういった下着を選んでいた頃もありました。だけど、44歳の今、もっと自分の体が素直に心地よいと思えるものを選んでいいと思っています。
選ぶ基準のいちばんは、締めつけられているか、いないかです。がんばって、お洋服の中まで窮屈な思いをしなくてもいいと思うになりました。
●2:着心地のいいもの

下着は直接肌に触れるものです。だからこそ着心地がいいものがいい! 出産後とくにお肌が敏感になったのか、そういったものを自然と手に取るようになりました。
そして、下着は自分のために身につけるものだと思っています。ほぼ24時間身につけるものだからこそ、肌触りがよくて、かゆみを感じず、着心地がよいものを選びたいですね。
●3:お手入れしやすいもの

繊細なレースの下着を手洗いする時間は、今の私にはありません。(時間があっても手洗いはめんどうですが…)
気軽に洗濯機で洗えるもの、手軽なもの、それがいちばんです。お店には高価な下着も売っていますが、ほどほどの金額のものをほどよい期間で入れ替えるのがいいと思っています。
せっかく、締めつけられない・着心地が良い・お手入れしやすいものを選んでいたとしても、形が崩れていたり、よれていたり、穴が空いていては、あまり意味がないかもしれません。自分の中で期限を決めて交換するのがいいと思っています。
●下着の買い替えどき、捨てどきは?

たとえば1年で買い替える! と期限を決められている方もいらっしゃいます。ですが、私はなかなかものを捨てる事に期限を決めることができません。
まだ使えるし、もったいないなぁという気持ちがあり、とくに自分の持ち物に対して思ってしまいます。だから、手放しやすい方法を決めました。
捨て期限を決めるのではなく、捨てるタイミングを決めているのです。
それは、「旅行のタイミングで下着を捨てる」こと。そうすれば実家に泊まるとき、旅先などで出た汚れ物を持ち帰ってそのまま処分できます。数年前からこの方法にしています。
●見えたときに恥ずかしい!と思わないものを選ぶ
なかなかママ友には聞けない、話題にしにくい、下着事情。いかがだったでしょうか。
ちなみに私は、素材は綿がいちばん心地よく、そしてブラトップ型のタンクトップを選んでいます。外出先で子どもの靴紐を結ぶためにしゃがむこともまだまだあるので、もしも背中から見えたときに恥ずかしい! と思わないものを選ぶ、身につけるようにしています。
下着はいちばん自分に近い部分に長時間身につけるもの。だからこそ、人のために身につけるのではなく、自分のために身につけるものでいいと思っています。