近年、マッチングアプリやインターネットを介した出会いのチャンスが増えたため、以前よりも年の差カップルを多く見かけるようになりました。同年代カップルとはひと味違ったお付き合いができる年の差カップル、そのメリットとはどんなものでしょうか? この記事を読み終える頃には、「年の差カップル、ありかも!」と思っていただけるはずですよ。

年の差カップルに共通するメリット

年の差カップルといった場合、一般的には10歳以上の年齢差がある場合を指すことが多いようです。

当然、相手が年上の場合と年下の場合に分かれますが、ここではまず、どちらの場合にも共通するメリットを紹介します。


喧嘩になりにくい

同年代カップルと比べて、年の差カップルは喧嘩になりにくいのが特徴です。年上側の方に精神的余裕があることが多いので、年下側が多少わがままを言っても、まるっと受け止めてもらえる確率が高いからですね。


価値観が広がる

年齢差があればあるほど、その人のなかの価値観や常識といったものが異なります。

同年代であれば当たり前のことも、年の離れた人にとっては未知のことであったり、驚くようなことであったりするわけですね。恋人のそうした価値観や常識を知ることで、自分自身の価値観を広げることができます。

ジェネレーションギャップとしてデメリットとなる場合もありますが、「違いを楽しむ」ことを念頭に置いておけば、年の差カップルの大きなメリットとなるでしょう。


相手が年上の場合のメリット

ここでは、自分が年下側で、相手が年上の場合のメリットを見ていきましょう。


包容力があり、甘えられる

年上の恋人に求めるスペックのナンバーワンでは? とも言えるのが包容力ですよね。実際、年上には落ち着いていて包容力のある人が多いため、頼ったり甘えたりといったことがスムーズにできるでしょう。

年上側も、年下から甘えられることに悪い気はしません。

特に年上の男性に甘えたい、リードされたい願望の強い女性にとっては、年上男性は狙い目といえるでしょう。


経済力がある

一般的には、年齢が上がるとともに収入も上がっていきます。特に妊娠出産などのブランクが少ない男性は、よりその傾向が高いでしょう。

となると、やはり同年代よりも年上の方が収入に余裕があり、経済力があるケースがほとんどです。同年代カップルと比べて少しリッチなデートが楽しめる、なんて優位性を感じることもあるかもしれませんね。


人生経験が豊富

人間、長く生きれば生きるほどさまざまなことを経験します。人生経験が豊富ということは、それだけ多く知識を持っていたり、深く物事を考えることができたり、といった長所に結びつきます。

何かに迷ったときに相談しやすいのも嬉しいポイント。単なる恋愛対象としてだけでなく、相談相手として、人生のより良いパートナーとなってくれるでしょう。


相手が年下の場合のメリット

次に、自分が年上側、相手が年下の場合のメリットを見てみましょう。


とにかくかわいい

もはや理屈抜きですが、年下ってかわいいんですよ。若い女性の場合、「男性に甘えたい、リードされたい」という願望を持つ人が多いので、「年下はちょっと……」と感じやすいかもしれません。しかし年齢とともに、考え方などあっさりと変わるもの。

かつて筆者は、年下は絶対に受けつけない派でしたが、ここ数年で年下男性のかわいさに目覚めました。

わがままだったり向こう見ずだったり、自分を振り回してくるところすらもかわいい! と、刺激的な恋愛ができるはずです。


アクティブなデートが楽しめる

気力も体力もあり余っている年下となら、アクティブなデートが楽しめるでしょう。自分では思いつかなかったプランを提案してくれるかもしれません。

年齢を理由に、「興味はあるけど、自分には縁がないし」とあきらめていたスポットに一緒に行ったり、スポーツに挑戦したり。年下の恋人と一緒なら、そんなキラキラした日々を過ごすことができるかも!


将来性が楽しみ

相手の年齢が若ければ、その分伸びしろがあって将来性が楽しみです。今の仕事を頑張る姿や夢に向かって奮闘する姿など、ついつい応援したくなるでしょう。

未来への可能性が十分にありますので、2人の関係性がどう変化していくかも未知数で、それがまた刺激であり楽しみでもあります。


年の差カップルが長続きするためには?

メリットばかりを挙げましたが、年の差があるからこそのデメリットも当然あり、それが原因で別れてしまう年の差カップルも少なくありません。

ここでは、年の差カップルが長続きするためのコツを紹介します。


年の差を気にしすぎない

年の差カップルがぎくしゃくしてしまう理由の多くは、メリットの裏返しです。

・年の差があるから言いたいことを素直に言えない

・ジェネレーションギャップに悩む

・相手に依存しすぎる

・上下関係ができてしまう

こうした問題は、年の差を意識しすぎた結果生じるデメリットと言えます。年の差があってもそれを必要以上に気にしすぎないことが大切です。

また、年の差があることで周囲から好奇の目を向けられたり、交際を反対されたりすることもあるでしょう。その場合も、2人が年齢差を感じさせないくらい自然体で過ごしている姿を見せることで、次第と理解を得られるようになっていくはずです。


お互いを尊重する

また、体力的な差など身体的な問題については、意識付けだけではどうにもできない問題です。これについては、お互いに「違う」ことを尊重しあい、思いやりをもって接することが大切です。


まとめ

近年増えている年の差カップルについて、メリットや長続きするコツなどを紹介しました。

年の差は恋愛や結婚において「障害」ととらえられることも多く、悩みを抱えている人も多いでしょう。

しかし仮に同年代であっても、性格や価値観の違いなどであっさり別れるカップルは山のように存在します。そう考えれば、年齢という単なる記号だけでお付き合いを躊躇することは、とてももったいないことだと思えてきませんか?

年齢差のある相手との恋愛は、今までの世界をがらりと変えてくれるきっかけになるかもしれません。ご縁があれば、ぜひ飛び込んでみてくださいね!