誰しも生きていれば不満の一つや二つはありますよね。しかし、世の中には常に不満を抱えながら生きている人もいます。一体なぜそのような状態になるのでしょうか? この記事では、不満が多い人の特徴や心理、対処法などについて解説していきます。

不満が多いのはなぜ? 共通する特徴・心理とは?

不満が多くなってしまう原因は、特徴や心理にあるのです。では、一体どのようなことが主な原因になっているのでしょうか?


自分本位

自分本位に物事を考えていると、どうしても不満を口にするようになります。周囲への配慮ができない性格であることから、無意識のうちに相手を傷つけている可能性も……。

基本的には自分の考えが正しいと思っているため、相手に意見や価値観を押し付けてしまうこともあるようです。相手を思いやる気持ちが欠けていることから、周囲に上手く馴染めないのが特徴です。


完璧主義

常に不満を口にしたり、態度で示したりしていた場合、完璧主義である可能性があります。他人に対して完璧を求めてしまうため、自分の思い通りにいかなかった場合、機嫌が悪くなる恐れも……。

自分はもちろん、他人にも厳しいため、性格的に不満を感じやすい傾向にあります。自分が完璧であるなら、相手も完璧ではなければいけないという考えに至ります。完璧主義であった場合、「なんでできないの?」と、イライラしやすいようです。


行動力がない

口だけで行動力がない人は、不満が多い傾向にあります。不満が多い人は他人に対して「羨ましい」と思う気持ちが人一倍強いにも関わらず、何も行動を起こそうとはしません。

自分よりも待遇が良い人を見て、「いいよな~」「俺なんか」と、不満を口にするだけです。この行動を起こさないことこそが、不満を溜め込む大きな原因になっているのです。

努力することを面倒だと感じている場合、いつまで経っても不満は解消されません。


プライドが高い

自分が常に正しく、周りが間違っているという考えを持っています。プライドが人一倍高く、自分に反論してくる人を嫌うのが特徴です。自分の思い通りに動かない人を見下す傾向にあるため、自然と周囲に対する不満が生まれてしまうのです。

プライドが高い人は、周囲の意見を素直に聞けません。全て自分が正しいと思っているため、「なぜ自分が人の意見を受け入れなければいけないのか?」と考えてしまうのです。


解決できる方法を探すことが大切

不満が多い人は周りが見えなくなっている可能性があります。自分が愚痴や文句を言うことによって、不快な気持ちになっている人がいることを忘れてはいけませんよ。

不平不満を言いたいのは自分だけではないことを自覚してください。他の人は行っても解決しないことを知っているため、口にはしないのです。

また、不満ばかり言っていると聞き手が不快な思いをするとわかっています。不満ばかり口にするのは良くないとわかっていても、ストレスは溜まる一方です。

しかし、溜め込むのは良くないため、相手に本音を表現できるようにしましょう。違う方法でストレスを発散できていれば、すぐに不満を口にするようなことはなくなります。


不満が多い人と上手く付き合っていくためには?

ここまで、特徴や心理についてご紹介しましたが、不満が多い人とはどうすれば上手く付き合っていけるのでしょうか? ここでは、効果的な対処法についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


程よい距離感を保つ

不満ばかり口にする人は周りの雰囲気をも暗くするため、一緒にいると思考がネガティブになってしまう恐れがあります。自分自身がストレスを抱えないようにするためにも、程よい距離感を保つようにしましょう。

たまに会話をするくらいの関係であればストレスを感じることなく付き合えるはずですよ。自分から誘わない、一対一でいる時間をなくすなど、過ごし方を見直す必要があります。どう接するかが非常に重要なのです。


聞き流す

不平不満を親身になって聞かないようにしましょう。一度でも受け入れる姿勢を見せた場合、相手は味をしめてしまう可能性がありますよ。愚痴や文句ばかりの人と一緒にいるのは精神的に疲労が溜まってしまうため、適当に聞き流すのがおすすめです。

相手の話を聞いてるフリをしていれば相手も察するはず……。不満が多い人は誰かに話を聞いてもらい、自分を褒める言葉を欲しています。しかし、全く興味がなさそうな態度を取っていれば解放してもらえる可能性が高くなります。


おわりに

今回は、不満が多い人の特徴や心理、対処法などについてご紹介しました。誰かに愚痴や不満に思うことを言いたい時は誰にでもありますよね。

しかし、常にネガティブな発言をしていれば周りの雰囲気は悪くなるほか、自分自身も不幸になってしまいます。不満ばかり言う人と良好な関係を築きたいのであれば、今回ご紹介したことを実践してみてくださいね!