皆さんは、最近流行っている「若者言葉」をいくつ知っていますか? 若者言葉は年々進化しており、毎年流行の言葉が出てきます。自分たちの世代で流行った言葉であれば意味は分かりますが、今の10代が使っている若者言葉となると意味が分からないという方も多いでしょう。

今回の記事では、今の10代が使っている若者言葉についてご紹介していきます。それと同時に、今使うと恥ずかしい若者言葉についてもご紹介していくので、「今流行の若者言葉が分からない」「今更恥ずかしくて聞けない!」という方は、ぜひ目を通してみてくださいね。また、自分がどれくらい若者言葉を知っているのかチェックしてみましょう。

若者言葉って何?

中には、「そもそも若者言葉ってなんなの?」という方もいるでしょう。若者言葉は、10代~20代を中心に使われる若者世代特有の言葉や、日常的に使われる俗語、スラング、言葉遣いなどを指します。若者言葉はそれぞれの時代に誕生した言葉もあれば、昔から受け継がれているものもあるのです。

はじまりは昭和後期以降と言われており、麻雀やパチンコなどのギャンブルで使われる言葉から誕生したことがきっかけになります。それから時代と共に言葉遊びや省略語的な意味合いに進化し、今の姿になっていったようです。


今の10代が使っている最新の若者言葉

ここからは、今の10代が日常的に使っている若者言葉についてご紹介していきましょう。若者言葉は基本的に略語になっていて、面白い響きの言葉が多いです。

知っておくと若者と会話する時に困りませんし、SNSなどで会話をする際も盛り上げることができるでしょう。それでは1つずつご紹介していきます。


メンブレ

メンブレは、メンタルブレイクの略語です。この言葉は、精神崩壊しそうなほど悲しくて辛い出来事が起きた時や、落ち込んでいる時に使います。「明日の期日まで間に合いそうになくてメンブレ寸前だわ」「今メンブレだから話聞いてほしい」などといった使い方をします。


おしゃピク

おしゃピクは、おしゃれなピクニックの略語です。インスタ映えするおしゃれなピクニックグッズや食べ物を持ち寄って行うピクニックを指します。「今度の休みはみんなで集まっておしゃピクしない?」といった使い方をします。


〇〇しか勝たん

この言葉には、〇〇が1番、勝つものがないほど強いという意味があります。オタクが推しに対して使うネットスラングから誕生しました。
「彼氏しか勝たん!」「自分の中ではジャニーズしか勝たん」などといった使い方をします。


すこ

すこには、「好き」という意味があります。ニコニコ動画のゲーム実況の最中に「すき」と打とうとした人が「すこ」と間違えて打ったことがきっかけです。

最初はネット民の中で使われていた言葉でしたが、動画のブームに合わせて一般人の間でも使われるようになりました。「え、うちの猫めっちゃ可愛い。すこ」「私は君のことすこすこのすこだよ。」などといった使い方をします。


よいちょまる

よいちょまるは、いい感じ・楽しいといった気持ちを表す言葉です。
盛り上がっている時や幸せな時に使われます。「彼氏と1周年!よいちょまる!」「まじで飲み会楽しすぎてよいちょまる」などといった使い方をします。


やりらふぃー

数年前に流行した「パリピ」や「ウェイ系」と同じような意味があり、チャラい人を指すときやテンションが高い時に使われることもあります。
「あのファッションまじやりらふぃー」「金曜日はやりらふぃーするしかないっしょ!」などといった使い方をします。


今使うと恥ずかしい若者言葉とは?

日常的に使っている言葉・流行に乗っていると思っていた言葉が、もしかして時代遅れだったなんてことがあるかもしれません。恥をかかないためにも、今使うと恥ずかしい若者言葉についてご紹介します。


マジ卍(まんじ)

マジ卍は、テンションが高い時やオラオラした人を見た時に使う言葉です。数年前に一時的に流行った言葉で、意味も分からず使っていたという人も多いでしょう。

よく考えてみると、使うタイミングがよく分からない言葉ではあります。
今使うとダサいと思われるので、使わないように注意しましょうね。


ぴえん

ぴえんは、泣く時の擬音語「ぴえーん」を省略した言葉です。悲しい時や落ち込んでいる気持ちを表す言葉として使われます。目が涙で潤んでいる顔文字と一緒に使う人が多く、一時期爆発的に流行しました。

ただ、ぴえんの流行は既に終了しており、使っていると痛いと思われてしまいます。「この人無理してない?」と思われてしまうので、使う際は自己責任で使ってくださいね。


おわりに

ここまで、今の10代が使っている若者言葉や、今使うと恥ずかしい若者言葉についてご紹介しました。知っている若者言葉はいくつありましたか?

また、時代遅れとは知らずに使っている若者言葉があったかもしれませんね。若者言葉は常に進化し続けており、流行に乗り続けるのは難しいです。知っておいて損はないものですが、大人が使っていると「痛い人だな」と思われてしまうので注意しましょう。