コンビニ各社ともプライベートブランドで展開しているプリン

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コンビニスイーツの代表的商品といえば、やっぱりプリン。

【画像】スイーツ好き必見!コンビニ4社の「プリン」食べ比べ

各コンビニとも、スイーツコーナーに必ず陳列されています。

いずれのプリンも、各社のこだわりを感じられるものですが、商品名だけを見ても、どれがどんな味なのかよくわからないのも正直なところ。

そこで今回はセブン-イレブンファミリーマートローソンミニストップの各社のオリジナルプリンを試食しレビュー。

各社のプリンの個性に迫ります。

セブン-イレブン】「カスタードプディング」190円(税別)

■濃厚なカスタードとカラメルの融合によって、優雅な味わいを楽しませてくれる!

セブン-イレブンの「カスタードプディング」190円(税別)

まずは、セブン-イレブンの「カスタードプディング」から食べていきます。

「プリン」ではなく「プディング」という商品名。

セブン-イレブンの強いこだわりを感じますが、「プディング」を実際に声に出すのは、少々はばかれる感じもあります。

さておき、まずはスペックから見ていきましょう。

<1包装あたり>

エネルギー:249kacl

たんぱく質:8.4g

脂質:12.5g

炭水化物:25.7g

糖質:25.7g

食物繊維:0.0g

食塩相当量:0.16g

カロリーは、今回ご紹介の4商品の中で最も高い249kcal。

少々罪悪感を感じる数値ですが、美味しくいただけるのなら、この点は目をつむりましょう。

さっそくスプーンを、真っ黄色の表面に差してみると、トロトロでキメ細かい質感に、まずうっとりしてしまいます。

口にしてみると、この真っ黄色のビジュアルが、そのまま味に反映されているかのごとく、実に濃厚なカスタードの甘さ。

この甘さが、底部にあるカラメルと合わさることで、優雅な味わいを楽しませてくれます。

「プリンが食べたい」と思ったときの、欲求を十二分に満たしてくれる一品で、洋菓子専門店のプリンにも負けず劣らずの味。

あらゆる商品の、クオリティの高さに定評があるセブン-イレブンらしいプリンだと思いました。

ファミリーマート】「窯出しとろけるプリン」147円(税別)

セブン-イレブンよりも小ぶりながら、負けず劣らずの贅沢な味わい!

続いて、ファミリーマートの「窯出しとろけるプリン」を食べてみます。

見るからにトロットロの質感ですが、まずはスペックを見てみましょう。

<1包装あたり>

エネルギー:215kacl

たんぱく質:3.5g

脂質:12.9g

炭水化物:21.7g

糖質:21.1g

食物繊維:0.6g

食塩相当量:0.3g

表面をスプーンですくうと、ちょっと斜めにしただけで、すぐこぼれてしまいそうなほど非質感が滑らか。

それでいて、口に入れてみると、水っぽい味ではなく、カスタードの濃厚な甘さが広がります。

この強い甘さと、底にあるカラメルと一緒に食べると、独特の香ばしさを生み、これがまたクセになる味わい。

セブン-イレブンよりもサイズ的には小さめですが、負けず劣らずの美味しさを楽しませてくれます。

疲れた午後の、一休みのお供に最適な一品だと思いました。

ローソン】「生カスタードプリン」218円(税別)

■コンビニ4社の中で抜群の美味しさを実現した絶品プリン!

続いてローソンの、「生カスタードプリン」を食べてみます。

今回食べ比べたコンビニ4社のプリンの中で、唯一200円超えの商品で、自然とその味わいに期待が膨らみます。

スペックは以下の通りです。

<1包装あたり>

エネルギー:203kacl

たんぱく質:6.3g

脂質:10.7g

炭水化物:20.4g

糖質:20.1g

食物繊維:0.3g

食塩相当量:0.13g

セブン-イレブンファミリーマートよりも、カロリー控えめなのが嬉しいですが、肝心の味は果たしてどんなものでしょうか。

ファミリマート同様のトロトロの食感が楽しいですが、味わいそのものは、単にカスタードの風合いが際立った、強い甘さだけでなく、どこか奥ゆかしく贅沢な甘さを実現しています。

これは結構クセになりそうです。

この贅沢な味わいは、底にあるカラメルとの融合によってさらに引き上げられ、この点は、やはり200円超えたるゆえんのようにも思いました。

後述するミニストップのプリンと比べても、コストを抜きに考えれば抜群の美味しさです。

コンビニスイーツの進化ぶりさえ感じさせる、絶品プリンでした。

ミニストップ】「とろけるカスタードプリン」147円(税別)

■カスタードの強い甘さと、カラメルの強い香ばしさでパンチあるプリンに!

最後に、ミニストップの「とろけるカスタードプリン」を食べてみます。

下記のスペックの通り、今回食べ比べたコンビニ4社のプリンの中で、最も低カロリーなのが嬉しいところ。

その分、味が劣らないことを祈るばかりですが……。

<1包装あたり>

エネルギー:176kacl

たんぱく質:3.5g

脂質:10.6g

炭水化物:16.8g

糖質:28.6g

食塩相当量:0.2g

カロリーが低い一方で、今回試食したコンビニ4社のプリンの中では、最も甘さが強くパンチを感じました。

トロトロの食感ではありますが、カスタードの強い甘さが際立ち、好みがはっきり分かれるかもしれません。

他方、底にあるカラメルも、香ばしさが際立った濃厚な味わいとなっており、この融合によって、絶妙のバランスが取れているようにも思いました。

コンビニ4社のプリンの中では、パンチ強めのプリンですが、それを望む人もいるはずですので、この点はやはり人それぞれの好み次第で評価・支持が変わってくるようにも思いました。

【まとめ】トロトロの共通点以外は、コンビニ4社で味わいが確実に異なる!

■別格はローソン、優雅な味わいならセブン、強い甘さを求めるならミニストップかファミマ

今回の食べ比べは、実に感慨深いものでした。

一見、「コンビニスイーツだから大差ないっしょ!」なんて思いがちですが、よく味わってみると、その方向性には大きな違いがありました。

高額ではありますが、ローソンの完成度は抜群。

また、セブン-イレブンの優雅な味わいも驚くものがありましたし、ファミリーマートの強い味わいも、ハマると抜け出せなくなりそうな美味しさでした。

そのファミリーマートの風合いを、さらに強めた印象を受けたのがミニストップで、「とにかく甘いものを食べたい!」という人にはうってつけの一品のように思いました。

ここまで読んでくださったあなたは、どんなプリンがお好みでしょうか。

本記事をご参考に、是非あなたにピッタリのプリンをゲットしてくださいね!