「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“美容整形の末に手に入れた、取り返しのつかない顔”に“慶應大学に進学した才女が抱える、”お嬢様”へのコンプレックス”から“32歳妻が、原宿の億ションを捨ててでも夫と離れたかったワケ”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
美容整形の末に手に入れた、取り返しのつかない顔。港区女子になりたかった女は、夜ごと西麻布で…

― …私も、もっとそんな場に出入りしたい。もっともっと華やかな世界に入り浸りたい。

芸能人や著名な経営者。そこに華を添える美しい女たち…。深夜の西麻布。薄暗い個室。次々に空くシャンパンのボトル…。

一度だけ覗いたその異世界に漂う空気は、とてつもなく甘美で、どうしようもなく刺激的だったから。

私の中にあった、一番危険なパンドラの箱が開いてしまった瞬間だった。

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★第2位
松濤の高級住宅街から、ホテル街へと通う35歳セレブ妻。女が夫を裏切り続けるワケ

人目を忍んで坂を登ると、紫やピンクのネオンに彩られた看板が見えてくる。リゾート風の建物が並ぶ様は、設計図なしに作られたテーマパークのようだ、といつも思う。

路地を一歩入ると、通りからはじき出されたかのような小さいホテルが、ひっそりとたたずんでいた。

背後に誰もいないことをうかがい、老婦人が居眠りしている受付をすり抜けてエレベーターに乗り込む。

経営者の夫と、小学1年生になる息子を持つ私が、なぜこんなところに来ているのか。それは、誰にも言えない“悩み”のせいだった。

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★第3位
頭の良さより、育ちの良さ。慶應大学に進学した才女が抱える、”お嬢様”へのコンプレックス

毎日多くの小学生が大きなバッグを抱えて通うその塾は、21時過ぎにもなると、多くの小学生と迎えに来る保護者で道は溢れかえるほど盛況なのだった。

夜遅くまで勉強に励む小学生たち。

― あの子たち、小さいのによく頑張っているわよね…。私もそうだったけれど…。

努力している子供たちの姿を見る度に、郁美の脳裏にはある苦々しい思い出が蘇ってくる。それは、人生で初めての挫折の経験だった。

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★第4位
「億ションなんて買わなきゃよかった…!?」世帯年収3,600万夫婦が、後悔した理由

「今のお客様は、ご主人が勤務医、奥様は会社員とのことです。奥様の感触はよさそうでしたよねっ!?」

自宅マンションのリビングで、不動産業者の営業マンが奈美とケンタの顔色をうかがいながら、わざとらしく明るい口調で声をかけてくる。今日は3組の内覧が入っていたが、最後の家族を見送ったところだ。

今住んでいるマンションを売りに出してから2ヶ月たったが、未だ売れていない。

週末になると3〜4組がコンスタントに家を内覧しにくるにもかかわらず、買い手がつかないので、奈美たちは焦り始めていた。

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★第5位
「夫が改心しても、離婚するって決めたの」32歳妻が、原宿の億ションを捨ててでも夫と離れたかったワケ

家を出てから2週間が経過した頃のことだ。その時はさすがに、雄二も「俺が悪かった。帰ってきてくれ」と謝罪したのだ。

「そんなの反省なんてしていない。また家に帰ったら元どおりとはわかっていたのよ。でも、いつまでもエアビー暮らしってわけにもいかないし」

当時のことを思い出すだけでも、憂鬱な気分が蘇ってくるが、それを吹っ切るように二人に秘めていた決意を口にする。

「わたしさ、離婚しようと思うんだよね」
「えっ?そうなの?もう決定的にダメっていう理由は?」

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