イライライして落ち着かない時に。胸を開くポーズ
忙しい毎日を送っていると、気持ちに余裕がなくなりイライラしがち。そんな時は肌の調子が悪くなったり、暴飲暴食をしてしまって、自己嫌悪に陥るなんてことも……。
そんな時は胸周りを気持ち良く伸ばしてあげると、不思議と気分が落ち着きます。体調もすぐれないそんな時はヨガインストラクターである筆者がお勧めするヨガポーズでおうちヨガをしてみましょう。
■ヴィンヤサヨガをしてみようヴィンヤサヨガとは、ヨガのポーズを呼吸に合わせて流れるようにポーズトポーズをつなげて行う方法です。本来はアクティブに体を動かす運動量の多い方法で使いますが、ヨガセラピーとして心身の疾患を癒す手法にも、無理のない動きでヴィンヤサの手法を使う場合があります。
イライライして体調すら悪くなりがちな時は、気持ち良く呼吸をしながら、しっかりと二酸化炭素を体内から排出し、デトックスしていきましょう。気持ちが穏やかになるだけでなく、胸を開いて呼吸がしやすいように調整することで、循環を良くしていきます。
■パリガーアーサナから胸を開き体側を伸ばすシークエンス(1) 膝立ちの姿勢から、左脚を横に伸ばしましょう。指先も横へ向け、足の裏を床に下ろせる場合は下ろしましょう。
(2)お腹と腰をまっすぐに立て、お尻を後ろに突き出さないように注意します。股関節周りが硬い場合は、左脚を少し前方へ出します。
(3)息を吸いながら右腕を頭上に上げていきます。
出典: Woman Wellness Online
(4)息を吐きながら胴体を左方向へ倒していきます。
(5)深く倒すことよりも、お尻を後ろへ突き出さないようにすることが大切。右の胸の横、体側が伸びているのを感じましょう。
出典: Woman Wellness Online
(6)息を吐ききったら、吸う息で胴体を持ち上げて元の位置へ。
出典: Woman Wellness Online
(7)さらに吐く息で右腕を床へ下ろします。背中側に壁があるつもりで、背中、腰、お尻、足をまっすぐのライン上に並べていきましょう。
出典: Woman Wellness Online
(8)息を吸いながら左腕を頭の先へ伸ばしていきます。左の脇、胸、脇腹、腰、脚まで気持ち良く伸ばしましょう。
出典: Woman Wellness Online
(9)息を吐きながら上体を起こし、(1)の姿勢に戻ります。
(10)3往復繰り返したら、反対側も同様に行います。
いかがでしたか?終えたら楽な姿勢で休みましょう。気持ちがスッキリして呼吸が深くしやすくなっているはずです。体が縮んで緊張している人は、差がわかり、よりスッキリするかもしれません。
疲れを感じる週のなか日にも取り入れてみてくださいね。
イライライして落ち着かない時に。胸を開くポーズはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。
【筆者略歴】
上村 由夏
「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。