10代がもっとも投稿に気遣うのは「LINE」!20代以降との違いが明らかに

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幼い頃から既に身の回りにPCや携帯電話、インターネットがあり、おもちゃ代わりに触っていた……そんな世代を“デジタルネイティブ”と呼んだりまします。主に10代の人たちですね。

自分の給料でPCを購入し、必死に使い方を学んだ世代から見ると、デジタルネイティブ世代は、自分たちとは全く違う新しい生き物ではないか? そんな風に感じてしまう方もいるようです。

実はSNSの利用に関する最新の調査結果でも、20代以降の大人と10代のソーシャルサービス利用に明らかな”違い”が現れてきています。

 

■10代の70%が「LINEが無くなったら困る」と回答! 20代以降は50%程度。

『株式会社ジャストシステム』が行った「SNSに関する調査」によると、10代の若者達がなくなるともっとも困るサービスに『LINE』を挙げています。

20代〜40代の方もそれぞれ50%近くの人がLINEを選んでいますが、10代だけが約70%と高い数値に。Facebookの8%、Twitterの19%と比べると、圧倒的に多いですよね。

また、「あなたが複数の人に同時に伝えたい時、もっとも良く利用するサービスはどれですか?」という質問でも、20代〜40代はオープンなSNSと「LINE」を平均的に使っているのに対し、10代はLINEに偏っています。

 

■10代が1番投稿に気を遣うのは「LINE」! 20代以降は「Facebook」

さらに「あなたが最も気を遣うサービスは次のうちどれですか?」では、20代〜40代までは、半数近くがFacebookと答えたのに対し、10代のみLINEが40%で、他は30%前後とほぼ横ばいです。

LINEの利用率が高いのは、行動範囲の広がる社会人に対し、学校などの限られたコミュニティでの利用が多い、10代ならではの結果かもしれませんが、Facebook、TwitterのようなオープンなSNSと、LINEが同列というのは、明らかな違いです。

 

最初に制約のないネット世界でその「怖さ」と「可能性」を知った年長ユーザーと、決められたルールに対して、疑問を持たずにのびのびと利用する若い世代。

今回の調査結果は、もしかするとそんな世代間の差を明らかにしているのかも。みなさんはこの結果、どのように考えますか?