小学生のネット利用は無法地帯!? フィルタリング利用はわずか27%

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教育現場でもIT化が進むいま、子どもが1人でネット端末を操作する時間が増えているといいます。しかし、インターネットの中には、子どもには見せたくない有害コンテンツもたくさん。

そこで今回は、『デジタルアーツ株式会社』と『株式会社小学館集英社プロダクション』が小学生を対象に共同で行った「子どものインターネット利用に関する調査結果」を参考に、実際、どのくらいの家庭が子どものインターネット利用について考えているか、ご紹介します。

 

■子どものネット利用不安・・・85%。だけどフィルタリング利用はたったの27%!

同調査によると、子どものインターネット利用について、85%の保護者が不安を感じていることが明らかになりました。

しかし、その一方でWebフィルタリングを「知っているし、利用している」と回答したのは僅か24%であることが判明したのです。また、3人に1人が、ネット利用時は子どもが1人で操作すると答えたのです。

判断能力もまだまだ未発達な小学生。安全なインターネット環境を整えることは、大人の責務であると言えるかもしれません。

便利で楽しいインターネット利用。ですがその裏には危険がたくさんあることを、大人は教える必要があります。幼児の頃から「名前や連絡先の扱いには気を付けること」「マナーが大切」と教えておくことが大切です。

また、日ごろから子どもとコミュニケーションを取る習慣があれば、些細な変化でもすぐに気が付くはず。ちょっとでもおかしなと思ったら「どうしたの?」と声をかけることを忘れないようにしてくださいね。