ビョークの新しいミュージック・ビデオ「ミューチュアル・コア」がオンライン上でリリースされた。この曲はアルバム『バイオフィリア』からのニューシングルで、LAのMOCA(現代美術館)によって選ばれた映像作家アンドリュー・トーマス・ハンが監督を務めている。



プレビュー版ではビョークが流砂の中から登場する姿が確認できていたが、今回その全貌を現した映像は私たちの想像を絶するものであった。青色の髪をしたビョークが砂の中に姿を現し、奇妙な生き物がうごめき口づけを交わす、爆発、噴火、流れ出す溶岩、そしてカオス化していく...ビデオを見た後、「一体何が起こったのだろう?」と思わずリプレイボタンを押してしまうかもしれない。



この作品はLAの現代美術館MOCAのディレクター、ジェフリー・デイチがビョーク側に持ちかけて実現したもので、ビョーク本人はこのビデオについて、「曲の中には、何百回と聴かなければその世界に入り込めないものがあると思うの。でもビジュアルがあれば、そして曲とビジュアルがシンクロしていれば、数回聴くだけで世界が理解できる可能性があるのよ」と説明している。

下記の映像はプレビュー版だが、フル尺の映像はコチラから視聴できるので、是非目にしてほしい。