今、恋をしていますか? そう尋ねられて、あなたは何と答えるでしょう。彼氏とラブラブな人はともかく、「今片想い中で辛いです…」という人も、“恋をしている”だけ十分に幸せなのかもしれません。恋をしていないと、オシャレも美容も手を抜きがちで、毎日にハリが出ないもの。

 恋愛の達人・石田純一さんがあらゆる恋愛相談に解答するコラム「恋に効く名言」、今回の相談者は「恋愛を長く休みがちで、新しい恋愛をスタートできない」と悩む32歳の女性。「魅力を感じる人になかなか会えません」と、好きな人が現れない様です。

 この悩みに対して石田純一さんは、「恋愛お休み期間は次の恋や愛に進むための準備期間」と優しいアドバイス。一人でいる時間に、本を読んだり、友達と会ったり、趣味に打ち込む事が、後々の恋愛に活きてくると話します。

 実際に今月海外で挙式をしたばかりの東尾理子さんとの結婚についても、「一人の時間を持たずに、すぐ理子と付き合えていたとしたら、もしかしたら結婚にまで至らなかったかもしれない」と話す石田さん。「家に帰ると一人で、楽しいことを話したりする相手がいない期間があったからこそ、理子といることが本当に喜びでありがたく感じられて、それが結婚に向かう原動力になった」とのこと。

 とはいえ、ただ待っているだけではいつまでも恋が始まらない! そう不安に思ってしまう人も多い事でしょう。そんな、“出会い”を焦って求める女性達にも、石田さんは「僕は出会いは自然でいいと思うんですよ。わざわざパーティとか合コンに手当たり次第行くようなことは逆にマイナスだと思っています」と話します。

 合コンや飲み会に必ず顔を出す女性については「毎回来ると、『なんだよ、男漁りか』と思われる。コンパ要員になるのはやめたほうがいい」と少々手厳しいお言葉。「一番いいのは、1回顔を出したけれど、二度と来ない女性。そういう女性には、逆に男のほうからなんとか連絡を取って、もう一度会いたいって思うものなんです」と思わず実践したくなるアドバイスも。

 モテモテで“肉食系”なイメージがある石田さんですが、「僕も1度目では、どんなにいいなと思っても絶対誘わないんです。でも、もし2度目があったら、そこは迷わずぶつかっていく。アクションを起こします」と、自然な出会いの後には自分から、ちゃんと行動する。「愛を恐れるのは人生を恐れるのと一緒」格言に頭が下がります。

 最後に「恋人が欲しいと願うよりも、自分や他人を認めてあげて、今に喜びを感じる。そうすると強力な幸せのバイブレーションが起こり、さらに幸せ=素敵な恋を引き寄せることができます」と暖かい言葉を相談者の女性へ贈っていました。

 「恋がしたい!」と焦るばかりでは無く、一人でいるからこそたっぷりある時間を大切にすること。良い出会いを引き寄せる為に、しっかり自分磨きをしていきたいですね。

石田純一セレクション「恋に効く名言」 - youbride(ユーブライド)