クロワッサン食パン専門店「kiyoka morimoto」

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これまでに約60万人が訪れた日本最大級のパンのフェスが今春も開催。地元の神奈川をはじめ、普段はなかなか食べることのできない全国各地の有名ベーカリーが出店。今回も約70店舗が香ばしい自慢のパンを携え登場する。

【写真を見る】自然豊かな栃木県那須の森林に囲まれた場所にある「ベーカリー ペニーレイン」

■ 全国各地から集結した有名ベーカリーのパンが勢ぞろい

各地の百貨店の催事や通信販売でしか手に入らない「kiyoka morimoto」が登場。女性職人が丁寧に織り上げたクロワッサン食パン専門店で、オーブンで焼くと上品な香りが広がり、外はサクサク中はもっちりした、食べた瞬間に幸せを感じられるようなパンが楽しめる。また「パンのフェス」限定として生姜クロワッサン食パンも販売。店主の地元の長崎のショウガを使った体がポカポカ温まる優しい味わいの一品だ。完売必至なので早めにチェックしよう。

栃木県北部の自然豊かな那須にある「ベーカリー ペニーレイン」。1日最高1,000本を売上げたことのあるブルーベリーブレッドがオススメ。オリジナルのブルーベリーソースを生地にたっぷりと練り込んだもので、食べた瞬間に口の中にとろりと広がる甘酸っぱいブルーベリーが楽しめる。

2016年に東京・恵比寿に1号店をオープンした以降たちまち大人気となり、銀座や大手町、大阪にも出店している「俺のBakery」。1日3,000本も売り上げる食パン専門店で、特に銀座の食パン〜香〜は、岩手県「なかほら牧場」で自然放牧された牛のミルクを贅沢に使ったミルクパンで注目。焼かずにそのまま食べても美味で、豊かなミルクの甘味がダイレクトに感じられ思わず笑顔がこぼれるほど。

埼玉県の武蔵浦和に店舗を持つほか、全国各地へキッチンカーなどで販売もしている「メロンパン秘密基地HAPPyHAPPy」。クッキー生地を1mmにこだわった外側はサクサク、内側はほわほわのメロンパンが味わえる。必食のパンは、シュークリームメロンパン(死んでも地獄におちない味)。クリームがたくさん入ったメロンパンだが、カスタードとホイップのクリームは見た目とは違い軽い食感。しつこくなくふわふわのメロンパンと共にペロリと食べられてしまう逸品だ。

東京のあきる野市から3月2日(土)のみの出店となる「ラ・フーガス」。自然豊かな土地が育んだ地元の新鮮な野菜を使ったパンや、自家製天然酵母を使ったパンなどが食べられる。人気はゴルゴン・ハニーで、ゴルゴンゾーラチーズとハチミツを包み込んだライ麦パンだ。柔らかく蒸した白ぶどうのレーズンとローストしたくるみの食感も楽しめる。また、「パンのフェス」限定の春の和ブレッドも見逃せない。抹茶生地のデニッシュで、たっぷりの大納言とマスカルポーネチーズを含んだミニブレッド。和の雰囲気と塩味のバランスが秀逸な春らしい味わいになっている。

このほかにも、「塩パン」の発祥の店とされている愛媛県の「塩パン屋パン・メゾン」(3月1日[金]のみ)、藤沢のベーカリー「marumaru」の2号店で、国産有機栽培の小麦を使用したパンなどが味わえる「ecomo Bakery YOKOHAMA MOTOMACHI」(3月2日[土]のみ)、弦斎カレーパンやよこすか海軍カレーパンなど、神奈川県内のカレーパンが集結した「神奈川カレーパンマーケット」、卵や乳製品、ショートニング、マーガリンなどのトランス脂肪酸も使わない「お豆腐マフィン&豆乳スコーン専門店 Guruatsuぐるあつ」など、多彩なパンが楽しめる。ひと口食べれば幸せが口の中に広がるパンを食べ尽くそう。(横浜ウォーカー・取材・文/瀧本充広)