仕事をするうえで「何をするか」は大事なことですが、「誰とするか」もとっても重要。チームワークや職場の環境で、モチベーションもずいぶん変わってきますよね。エン・ジャパン株式会社が実施した「職場での出会い」についての調査では、「今までの職場で『出会えて良かった』と思えた人はいますか?」という質問に対して、84%の女性が「いる」と回答。みんなが感謝している出会いとは!?

この人に出会えてよかった……そんな職場での出会い、ありますか?

今までの職場で「出会えて良かった人」はどのような人ですか?(複数回答可)

84%の女性が、職場で「良い出会い」の経験あり。 20代は「先輩」、30代と40代は「同僚」が1位。

【全体】
1位:同僚(63%)/2位:上司(50%)/3位:先輩(49%)
【20代】
1位:先輩(60%)/2位:同僚(52%)/3位:上司(48%)
【30代】
1位:同僚(68%)/2位:上司(53%)/3位:先輩(48%)
【40代】
1位:同僚(63%)/2位:上司(47%)/3位:先輩(42%)

職場で、この人に出会えて良かった!と思った人は、1位が「同僚」(63%)という結果に。たくさんの苦楽をともにした仲間との出会いには特別なものを感じるのかもしれません。年代別にみると、20代は「先輩」、30代と40代は「同僚」がそれぞれ1位となりました。

「先輩」と回答した人に理由を聞いたところ、「尊敬できる人だったから」というコメントが多く寄せられました。

・周りのことを常に気遣い、いつも明るく笑顔でいる先輩にすごく憧れていた(24歳)
・仕事にとても熱心で尊敬でき、こんな人を目指したいとお手本に思う人だった(29歳)
・直属の上司ではないにも関わらず、チームに関わるひとりひとりの今後を考え、指導してくれる先輩でした。仕事だけでなく、人との関わり方についても教えてもらいました(32歳)

「同僚」と回答した人からは、仕事はもちろんプライベートでも親交を深めたという声が。

・困ったときに相談に乗ってくれて助けてもらった。社会人になったら学生の時のような友人はできないと思っていたが、その人とプライベートでも仲良くなれたことが嬉しかった(33歳)
・辛いことがあっても誰かしら同僚が味方になってくれたり、励ましてくれたり、自分の仕事を認めてくれたりと、良い出会いがあった(38歳)
・きつい業務内容だったが、励まし合い高め合いながら長く働くことができたのは、同僚の存在が素晴らしかったから。今は友人として一生の宝物になっている(41歳)

そんな「良い出会い」を引き寄せるためには、どのようなことが大切だと思うかを聞いてみました。

「良い出会い」を引き寄せるために、一番大切だと思うことは?

「良い出会い」を引き寄せるために大切だと思うことは、「周囲と積極的にコミュニケーションをとる」「感謝を言葉で伝える」!

1位:周囲と積極的にコミュニケーションをとる(28%)

新しい出会いやチャンスが欲しいと思ったら、自分から行動を起こすことが大切。何気ない日常会話がキッカケで仕事につながることがあるかもしれません。まずは自分のことを知ってもらう、相手に興味を持つことに前向きになりましょう。

・何かあったときに頼りにしてもらえるようになり、そこで新しい出会いが生まれる可能性がある(25歳)
・お互いに考えていること、思っていることはわからないので、自分の気持ちや意見を言うことではじめて意思の疎通ができて、そこから出会いにつながっていくと思う(30歳)
・積極的にコミュニケーションをとっていれば、出会いそのものの機会が増える。その中には「良い出会い」もあると思う(44歳)

2位:小さなことでも感謝を言葉で伝える(24%)

忙しいとつい忘れがちになりますが、「ありがとう」や「助かりました」などポジティブな言葉は、その場の雰囲気を柔らかくしてくれます。意識して口に出していきましょう!

・ありがとう、という言葉は言った人も言われた人も和やかな気持ちにさせる。「あの人は“ありがとう“と言える人だよね」というように周りにひろがっていくことで、良い出会いを引き寄せることができると思う(22歳)
・思いやりを持って人と接する事で自然と良い出会いが導かれると思います(36歳)

3位:常に笑顔でいる(18%)

いつもムスッとしている人には近寄りがたいですよね。口角をあげていつもにこやかに! 話しかけやすい、相談しやすいオーラを演出していきましょう。

8割を超える人が、職場で「出会えて良かった人」がいるというのは素敵ですよね。楽しいとき、苦しいときを一緒に過ごした職場の絆というものは特別なものなのでしょう。そんな「良い出会い」を引き寄せるため、「積極的なコミュニケーション」「感謝の言葉」「笑顔」を忘れずに過ごしましょうね。

【参考】※ エン・ジャパン株式会社
【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エンウィメンズワーク』を利用するユーザー
有効回答数:女性385名
調査期間:2018年4月19日〜5月21日