プレミアムフライデーが始まり、チャイナ エアラインも便数を増やしたことにより、ますます行きやすくなった台湾。女友達と週末プチ旅に行ったりしている人も多いのではないでしょうか?

せっかく行くなら、とことん自分にご褒美の旅にしませんか? 今回Suits WOMANが取材してきたのは、2014年にオープンしたマンダリン オリエンタル 台北。世界規模の5つ星ホテルブランドです。

8年の歳月をかけて作られたホテル外観。

今回はホテルの部屋や施設について、ご紹介いたします。

ここが5つ星!その1 アメニティーがディプティック! CHA CHA TEA!

広々としたお部屋、その研ぎ澄まされたインテリアセンスはもちろん素敵なんです(なんと、すべての部屋にシャンデリアがあるんですって)。窓の外から見える景色も、都会過ぎず、台湾で一番素敵な道と言われている敦化北路の並木道の緑が目に優しいのです。すべての客室が55平米以上、テクノロジーを駆使した最新エンターテインメント、ウォークイン・クローゼット、大理石のバスルームを完備しているのです。

クラブデラックスルーム。ベッドがもうフカフカで寝心地最高です。枕はそば殻〜低反発まで、こだわりのある人は選ぶことができます。

Suits女子的にオススメポイントは、アメニティーのラインアップです。フランスのブランド「ディプティック」を採用しており、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディミルクのみならず、バスソルト、石鹸までをラインアップ。これ、テンション上がります。良い香りに非日常感がさらに膨らみます。

ボトルもオシャレ。

ディプティックは1961年創業のパリのアロマキャンドル・ブランドで、香りには定評があります。

ちなみに室内のお茶は、今台湾で人気の高い「CHA CHA TEA」。烏龍茶、東宝美人など3種類が置かれていました。どれも美味〜。こういったアメニティーなどの充実ぶりが、さすが5つ星ホテルセレクト!と感心することしきり。

CHA CHA TEAは台湾の有名なアパレルメーカーが始めた、オシャレなお茶ブランド。台北市内には飲食のできる店舗もあります。

良いホテルならではの、「ターンダウンサービス」も行なわれていました。夕方ごろに係りの人ががやってきて、ベッドを寝るためにセッティングしてくれるサービスです。カーテンを閉め、照明も薄暗くセッティングしてくれます。このサービスがあるかないか、大違いですよ!

さらに、置きっぱなし、出しっぱなしだった荷物や小物、本などを丁寧にしおりでマークしてくれたり、タオルや布地の上に置いたり、お花を添えたりしてくれるんです! 細やかな気遣いに、「私を大事にしてくれている!」となんだか嬉しくなってしまいました。

こんな風に置かれてしまうと、乱雑に置いていた自分が少し恥ずかしくも……。

ちなみにPCやケータイの充電ケーブルの乱雑になりがちなコードも、この通りもたつかないようにバンドでまとめてくれていました。

コード長くて邪魔だったの! ありがとうお掃除の人!

ここが5つ星!その2 館内の施設の充実っぷり!

5つ星ホテルならでは、と言えばスポーツセンターやジム、スパがあること。台北にいると、知らず知らずのうちに歩きすぎて疲れたり、食べ過ぎてお腹ぽっこり、なんてことになりがちです。でも無問題!

ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・台北

アジアのマンダリン オリエンタルで一番広い面積を誇るスパで、60種のメニューを用意しています。台湾のシーソルトとかっさを使って全身をマッサージする「フォルモサ」(9800台湾ドル/2h30)や、疲れた身体をほぐしてくれる「オリエンタル エッセンス」(5800台湾ドル/1h30)など、このスパならではのメニューが魅力的です。

Suits WOMANオススメはこのスパを代表するセラピー「マンダリン オリエンタル シグネチャー スパセラピー」(8800台湾ドル/2h)。事前の問診シートで陰陽五行に基づいた「木」「火」「土」「金」「水」の5つのタイプに分類、それぞれのタイプ別にブレンドされたアロマオイルを使ってのマッサージが体験できるという、マンダリン オリエンタル独自のセラピーなのです。

試しにやってもらったところ、記者は「木」のタイプに! いつも考えすぎて緊張しているから、それを緩めて深い呼吸ができるようにブレンドされたホテルオリジナルのQUINTENSENCEを使って、マッサージを施されました。最初は足湯、続いて背中面〜正面と優しいタッチのマッサージが続きます。いつの間にか緊張した身体もほぐれ、すっかり眠りこけてしまいました(笑)。なお、ここで使用したQUINTENSENCEのエレメンツ別オイルや関連商品は販売もされているので、香りが気に入ったら購入することも可能です。

また、こちらのスパ施設では、ペアルームや男性向けのメニューもあるとか。使われるオイルはイギリスのアロマブランドの最高峰「アロマテラピー・アソシエイツ」のものがメインで、まさにアロマテラピー効果抜群! という印象です。

落ち着いたスパ空間。ボディ〜フェイシャル、ネイルも対応。

スパ・マンダリンオリエンタルとアロマテラピーアソシエイツがコラボレーションをして作ったQUINTENSENCEシリーズのアイテム。シャンプー、コンディショナー、ボディーミルク(すべて1400台湾ドル)、ボディーオイル(2000台湾ドル)などがある。

フィットネスセンター&プール

さらに、フィットネスセンターではピラティスやヨガなどのメニューを受けることもできます。プールは屋外にありますが、温水だから冬でも泳げますよ!

この日、ピラティスの先生をしてくれたのは、ロシア出身のANNAさん。プライベートレッスン(60min)で3300台湾ドル。

外に位置している約20mのプール。6階にあるので、外からの視線も気にならない。

ここでしっかり癒し、運動すれば、また翌日からガンガン歩いて、モリモリ美味しいものが食べられますよ!

ここが5つ星!その3 至る所に施されたアート作品の数々

空間にこだわりを持つ5つ星ホテルらしく、館内の至る所にアート作品が置かれています。ホテルの入り口すぐには、チェコの職人が作った重さ約1トンのシャンデリアが!

縦横4メートルという大きさ。豪華!

このシャンデリア、下から見上げると蝶のように見えます。マンダリン オリエンタル台北は蝶をホテルのモチーフとして採用していて、蝶は台湾を意味しているのだそうです。

このほかにも、館内には1700のアート作品が展示されています。エレベーターホールには必ず、地元台湾のアーティストの作品が設置されていたり、壁はレザーをあしらっていたりと、細かいところまで丁寧に作られていることがよくわかります。

こんな風にさりげなくアート作品が飾られているんです。

こういった贅沢な空間のあしらいは、5つ星ホテルならではの優雅さを感じます。非日常の演出として、欠かせないものですね。

ここが5つ星!特別編 世界的セレブも宿泊する超豪華スイートルーム

世界的セレブリティーも宿泊する超豪華スイートルームがあるのも、5つ星ホテルの特徴。1泊60万台湾ドルもするという、マドンナ様が泊まったという「プレジデントスイートルーム」を、ここでチラ見せしましょう。

とにかく広い! 376平米。

もちろんキングサイズのベッド。

ランニングマシンもある!

うーん、クラクラしますね。この部屋のほかに「Club Boulevard」「Madarin Suite」などのハイエンドなスイートルームがあるそうです。

☆☆☆

せっかく旅で非日常を感じに来たのなら、思い切って5つ星ホテルに泊まるのもいいのでは? 台湾だったら都内で泊まるよりもリーズナブルに滞在できますよ!

マンダリン オリエンタル台北
住所:158 Dunhua North Road,Taipei 10548,Taiwan
http://www.mandarinoriental.co.jp/taipei/
宿泊代:1万500台湾ドル〜(シーズンによって異なります)
松山空港からクルマで5分というアクセスの良さもポイント! MRTだと南京復興が最寄り駅です。

☆現在〜2017年12月20日まで「グルメ・リトリート宿泊パッケージ」を販売中! 1泊1室12万800台湾ドル(約4万7000円)〜 Café un deux troisにてご朝食(2名様分)、Bencotto、Ya Ge、Café un deux troisいずれかの館内レストランにてセットディナー(2名様分)、無料インターネットアクセス<2泊からご予約承ります。10%サービス料と税金が別途かかります。ご予約はmotpe-reservations@mohg.comへ>

めくるめくスイーツ、本格的中華、満足度の高い朝食……続いては「食べ物編」をチェック!