意外と知られていない、皮膚に現れる乳がんのサイン「乳首の陥没は乳がんのサインの可能性」

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乳がんのセルフチェックといえばみんなお馴染みの胸のシコリのチェック。もちろん、こちらも重要なチェックながら、乳がんには他にも表面に見えるサインがあります。乳がんの発覚は多くがシコリの発見によるものながら、気付くようなシコリが無いにも関わらず皮膚の変化などから発覚するものも。

こうした皮膚上の変化を、英医師らが紹介しています。

<胸の皮膚のしわやくぼみ>
こうした変化は、ガンが胸の内側から皮膚を引っ張るために起こる現象。特に片側のみなどという時は注意。Christie Hospital のLester Barr医師は、シコリよりも早い乳がんのサインとなることも、と話しています。

また、リンパ管のガンでは胸のより広範なエリアがオレンジの皮のようにでこぼこになります。

<乳首の陥没や、形や位置の変化>
こちらも、乳首の後ろのガン細胞が、下から引っ張り陥没するという現象につながります。また、引っ張る方向によって形や位置の変化につながることも。

<乳首からのおりもの>
乳首の後ろで乳腺の付近にガンが存在することで、出血しているという可能性が。

<乳首やその周辺の湿疹、ふきでもの>
乳首の後ろの組織にガン細胞が存在することでこうした症状につながります。でも、乳がん患者の約2%ほどと、まれな症状だとのこと。

<わきの下や鎖骨周辺のの膨らみ>
これらは、リンパ節が存在する部分。胸に近いため、わきの下のリンパ節に広がっていることも。Barr氏によると「胸のシコリよりもこのわきの下のシコリの方が気付きやすいこともしばしばある」とのこと。

乳がんも、早期発見が一番の要!自分でのチェックに加え、定期健診も欠かさずに行うようにしましょう….!

参考:
The breast cancer symptoms you don’t know about - such as puckered, dimpled skin or inverted nipples
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2884127/The-breast-cancer-symptoms-don-t-know-about.html