婚活で出会った「たしかに結婚は無理そう」な男たち「容姿コンプレックスが激しい」「質問しても会話が弾まない」
飲み会感覚で参加できる合コンもいいですが、本気で結婚相手を見つけたいと思うなら、本格的な婚活をはじめるのが得策。そこに集まる男性たちも、みんな真剣な気持ちで結婚相手となる女性を探しています。ただ、気持ちだけではどうにもならないこともあるわけで……。
婚活をしていると「正直、結婚は無理そうだな」と感じる男性に出会うこともあるようです。婚活経験者の女性たちに、話を聞いてみました。
「ここ数年、がんばって婚活に励んでいます。残念ながらまだ運命の相手とは出会えていませんが……」
そんなシオリさんは、ある婚活パーティに参加したとき、「結婚は無理そう」と思った男性と出会います。
「その日はただの立食パーティスタイル。全員そろって自己紹介をする時間などは一切なし。会場に入った人から、食事や会話を自由に楽しむ形式でした。数人の男性と会話を楽しんだあと、ふと一人になったので会場を見渡していると、一人の男性と目があったんです」
向こうから近づいてきて会釈をするので、『私と話したいのかな？』と思ってあいさつを返したというシオリさん。楽しい会話がはじまるかと思いきや……。
「そのまま私の隣に立っているのですが、その男性はまったく口を開きません。こちらが気を使って質問をしても、『はあ』とか『ええ』とか曖昧な返答をするだけ。私が別の男性から声をかけられるまで5分ほどそうしていましたが、その間、向こうからの会話はゼロでした。チラッと見たところ、ほかの女性に対しても同じような接し方。あれでは、いくら参加しても無駄だと思うのですが……」
女性の方からガンガン来てくれるのを、ひたすら待っているのでしょうか？ しかし、そんな婚活では効率が悪そう。1対1のお見合いの方が、まだ向いているかもしれませんね。
■容姿コンプレックス？（ミサキさん／28歳／小売店）「婚活で、自分の容姿に強いコンプレックスを抱いている男性に出会いました。とある婚活パーティでのこと、まず自己紹介タイムのときから、『外見はこんなですが……』『容姿がダメな分……』と、自分の外見を悪く言うので、ちょっとひっかかっていたんですよね。私から見れば、別にそれほど悪いとは思えないのに……」
その後、パーティはフリータイムへ突入します。
「私を含む女3人、それから男5人のグループがなんとなくできあがり、その男性もそこにいました。仕事やこれまでに行った婚活パーティの話で盛り上がっていたのですが、その男性だけ口を開けば『ほら、私って見た目がこうじゃないですか？』とか『やっぱり見た目がいいと得ですよね〜』みたいな、外見の話ばかりでウンザリ」
周囲の人たちも返答に困り、一人、また一人と話の輪から外れていったそうです。
「すごく外見がいいなら、婚活なんてしなくても出会いのチャンスはあるでしょう。だから、婚活にはとびきりの美男美女なんてそうそういませんよ。それなのに、わざわざ外見のことばかり口にして……。その性格のほうがダメだと思いました」
そんなことを繰り返していては、結婚が遠のくだけかも。その男性の容姿コンプレックスを含めて、包み込んでくれる女性が現れるといいのですが……。
■利用された！（ハヅキさん／27歳／商社）「先日行った婚活パーティで、最低な男と出会いました。フリータイムになったので、とりあえず隣にいた女性と話をしていました。そうしたら、一人の男性が私に声をかけてきて……」
見た目も悪くない、明るい雰囲気の男性に声をかけられ、少しテンションが上がったというハヅキさん。しかし、話しているうちにおかしいと気づいたそう。
「その男性は私のことをいろいろ聞いてくれて、私も彼のことを『いいな』と思いはじめていました。でも、それまで私が話していた隣の女性に別の男性が話しかけたとき、彼の態度が変わったんです。話の途中なのに、『あ、ちょっとゴメン！』とその女性のほうへ行ってしまいました」
隣にいた女性は、同性のハヅキさんから見てもキレイな人だったそう。それにしても、この態度はいただけません。
「おそらく、私と隣の女性が友人同士だと思って近づいてきたのでしょう。そして、話しやすそうな私に声をかけた。でも、本当のお目当ては隣の美人。まあ、そのくらいの作戦は誰もが考えるのかもしれませんが、あんなにあからさまにする男性は見たことがありません。あんなやり方で美人の恋人を手に入れたって、すぐに本性がバレて振られるのでは？」
これは嫌な思いをされましたね……。でも、いつまでもそんなやり方をしていると、きっといつかその男性もイタイ目に遭うはずです。
婚活イベントに参加したら、そこには素敵な出会いが待っているはず。そう思って男性も女性も足を運ぶのだと思います。しかし、必ずしもいい出会いばかりではありません。時には、今回ご紹介したような残念な出会いも。それも乗り越えて継続した人だけが、婚活成功者になれるのかもしれませんね。
（OFFICE-SANGA 森川ほしの）
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