自分基準でモノ選びをする時代に、家電製品も″スロー消費″がトレンド
ここ数年、女性のライフスタイルについて語られるとき、"スローライフ"は欠かすことのできないキーワードのひとつになっている。「人生をゆったりと楽しもう」というこの考え方は、たとえばエコロジーな生活習慣を心掛けたり、オーガニックな食事やコスメ製品を取り入れたりするなど、心にゆとりを持ちながらファッション、美容、カルチャーにいたる生活のすべてに自分なりの意識をもって、選択しながら生きていくという女性たちの意識の表れでもある。昨年の東日本大震災後は、これまで以上に自分自身や周囲の人々とのつながりを大切にし、他人基準ではなく、自分基準でライフスタイル(モノ・コト・ヒト)を選んでいく気持ちが高まっているようだ。
"ファスト消費”から"スロー消費"へ、自分基準でのモノ選び
そんな中、女性たちの消費マインドにも大きな変化が起こっている。働く女性が美しくなるためのセミナーをプロデュースするなどTVや雑誌などで活躍中の日本メンタルヘルス協会公認の心理カウンセラー栫井利依さんによれば、震災後の消費者マインドを"スロー消費”と呼び、自分が心ときめくものを長く愛し、購入する時代であるという。
「震災前まではファストブランドが台頭し、消費全体のトレンドとしても"ファスト消費"が主流でした。ある程度の品質でかつファッショナブルな商品がリーズナブルな価格で並んだり、1Dayワインレッスンなど、お手軽なモノやサービスが求められていたように思います。しかし、消費トレンドの意識調査(2012年5 月24日(木)〜5月25日(金)20代から40代の男女を対象)の結果では、品質が良く長く使えるモノへの投資、という意識を持った人が70%にも上りました。ファッション系でいえば時計やオーダーメイドのシャツ、生活家電でいえば掃除ロボットや空気洗浄機など、趣味でいえば、女性に近年人気のある一眼カメラなど、長く使うことができ、自分を磨き、同時に自分を高めることができるものが女性の新たな価値基準にマッチしたモノなのではないでしょうか。」と栫井さんはいう。
イヤホンもカメラも、品質重視
自分にマッチしたアイテムとともに、クオリティ オブ ライフを追求する
また意識調査で「最近購入した、もしくは購入を考えている高価なモノ(スロー消費したモノ)は何ですか?」という質問に対して約40%の人が家電と回答していることが分かった。商品購入の際に重視されるポイントとしては「商品のクオリティ」を上げた人が最も多く、デザインやブランド、価格に左右されずに、そのもの自体の本質を理解し、自分が納得して購入したものを長く愛用したいという意識がここにも顕著に表れているようだ。これに伴って、家電製品も生活必需品というカテゴリーを超え、趣味・嗜好品としても利用できるようなユニークで多様な機能や特長を備えた商品が続々と市場に登場している。
右: "スロー消費”されている家電商品のなかでは、モバイルデバイスを快適に利用できる商品も人気が高い。iPhone, iPad, Galaxy用Bluetoothキーボード「ZAGGkeys FLEX」9,980円(税込み)。左:携帯音楽プレーヤーやその付属品としてイヤホンにもクオリティを求める人が増加している。ハイブリッド式デュアルドライバ搭載イヤホン「Atomic Floyd SuperDarts + Remote」33,800円(税込み)。最高品質の音楽環境をモバイルして、あなたのクオリティ オブ ライフを追求してみては?
また家電製品の中でも趣味・嗜好家電製品の購入意向を見ると、最も高い人気となったのがカメラだ。いまやコンパクトデジタルカメラを持ち歩く人は珍しくない。世代別に見ても上位トップ3に入り、幅広い層からの人気を得ていることが分かる。自分がいいなと思ったものや、心動かされたものを記念に残したり、インターネットのソーシャルメディアで知人と情報や想いを共有したりなど、もはやカメラは単なる記録用の家電製品としてではなく、自己表現のツールのひとつにもなっており、より自分にマッチした機能やクオリティを持ったカメラを求める人が多くなっている。特に女性においては、一眼レフカメラに近い本格的な撮影画質のクオリティを備えながらも、手軽に扱えるミラーレス一眼カメラが人気だ。
右:6月15日(金)に発売のソニーの小型一眼カメラ"α"Eマウントシリーズより登場する最新機器「NEX-F3」オープン価格。小型ながらも大型イメージセンサーによる高画質な撮影が可能で、APS-Cクオリティを実現。カメラの本質である"美しく写真を残す"という撮影表現力がある。プロのような構図を簡単に学べるオートポートレートフレーミング機能が搭載されているなど、自信の内面(感性)を磨くのにピッタリなカメラ。
単なる飾り立てられたデザインやブランドモノならもういらない。本当に欲しいモノは、自分に寄り添い、長く使えて価値あるもの。いま、自分に合ったライフスタイル(モノ・ヒト・コト)を選んで、より自分らしく輝ける時代が到来しているに違いない。さてボーナスも入るこの時期、あなたなら今どんなものに"スロー消費"をしたい?
そんな中、女性たちの消費マインドにも大きな変化が起こっている。働く女性が美しくなるためのセミナーをプロデュースするなどTVや雑誌などで活躍中の日本メンタルヘルス協会公認の心理カウンセラー栫井利依さんによれば、震災後の消費者マインドを"スロー消費”と呼び、自分が心ときめくものを長く愛し、購入する時代であるという。
「震災前まではファストブランドが台頭し、消費全体のトレンドとしても"ファスト消費"が主流でした。ある程度の品質でかつファッショナブルな商品がリーズナブルな価格で並んだり、1Dayワインレッスンなど、お手軽なモノやサービスが求められていたように思います。しかし、消費トレンドの意識調査(2012年5 月24日(木)〜5月25日(金)20代から40代の男女を対象)の結果では、品質が良く長く使えるモノへの投資、という意識を持った人が70%にも上りました。ファッション系でいえば時計やオーダーメイドのシャツ、生活家電でいえば掃除ロボットや空気洗浄機など、趣味でいえば、女性に近年人気のある一眼カメラなど、長く使うことができ、自分を磨き、同時に自分を高めることができるものが女性の新たな価値基準にマッチしたモノなのではないでしょうか。」と栫井さんはいう。
イヤホンもカメラも、品質重視
自分にマッチしたアイテムとともに、クオリティ オブ ライフを追求する
また意識調査で「最近購入した、もしくは購入を考えている高価なモノ(スロー消費したモノ)は何ですか?」という質問に対して約40%の人が家電と回答していることが分かった。商品購入の際に重視されるポイントとしては「商品のクオリティ」を上げた人が最も多く、デザインやブランド、価格に左右されずに、そのもの自体の本質を理解し、自分が納得して購入したものを長く愛用したいという意識がここにも顕著に表れているようだ。これに伴って、家電製品も生活必需品というカテゴリーを超え、趣味・嗜好品としても利用できるようなユニークで多様な機能や特長を備えた商品が続々と市場に登場している。
右: "スロー消費”されている家電商品のなかでは、モバイルデバイスを快適に利用できる商品も人気が高い。iPhone, iPad, Galaxy用Bluetoothキーボード「ZAGGkeys FLEX」9,980円(税込み)。左:携帯音楽プレーヤーやその付属品としてイヤホンにもクオリティを求める人が増加している。ハイブリッド式デュアルドライバ搭載イヤホン「Atomic Floyd SuperDarts + Remote」33,800円(税込み)。最高品質の音楽環境をモバイルして、あなたのクオリティ オブ ライフを追求してみては?
また家電製品の中でも趣味・嗜好家電製品の購入意向を見ると、最も高い人気となったのがカメラだ。いまやコンパクトデジタルカメラを持ち歩く人は珍しくない。世代別に見ても上位トップ3に入り、幅広い層からの人気を得ていることが分かる。自分がいいなと思ったものや、心動かされたものを記念に残したり、インターネットのソーシャルメディアで知人と情報や想いを共有したりなど、もはやカメラは単なる記録用の家電製品としてではなく、自己表現のツールのひとつにもなっており、より自分にマッチした機能やクオリティを持ったカメラを求める人が多くなっている。特に女性においては、一眼レフカメラに近い本格的な撮影画質のクオリティを備えながらも、手軽に扱えるミラーレス一眼カメラが人気だ。
右:6月15日(金)に発売のソニーの小型一眼カメラ"α"Eマウントシリーズより登場する最新機器「NEX-F3」オープン価格。小型ながらも大型イメージセンサーによる高画質な撮影が可能で、APS-Cクオリティを実現。カメラの本質である"美しく写真を残す"という撮影表現力がある。プロのような構図を簡単に学べるオートポートレートフレーミング機能が搭載されているなど、自信の内面(感性)を磨くのにピッタリなカメラ。
単なる飾り立てられたデザインやブランドモノならもういらない。本当に欲しいモノは、自分に寄り添い、長く使えて価値あるもの。いま、自分に合ったライフスタイル(モノ・ヒト・コト)を選んで、より自分らしく輝ける時代が到来しているに違いない。さてボーナスも入るこの時期、あなたなら今どんなものに"スロー消費"をしたい?