20〜30代未婚男性のうち、62.0%が「女性のムダ毛やムダ毛処理跡が気になる」と回答。

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昔、付き合った彼女がいる。初めて付き合った子だったと思う。恥を忍んで言うが、冬季の彼女は腋毛がボーボーだった。
それまで、女性との交際歴がなかっただけに「こういうものなんだ」と受け止めていたが、もしも今そういう子との出会いがあったら、正直引いてしまうだろう。「100年の恋も冷める」という言葉があるが、その引き金を引く要因の一つに“ムダ毛”は大きく挙げられると思う。

ところでクリスマスを目前に控え、ちょっと面白いアンケートが行われたようだ。トリア・パーソナルレーザー脱毛器を製造、販売する「トリア・ビューティ・ジャパン」が全国の20〜30代未婚男性1000人を対象に実施したのは「女性のムダ毛処理に関する意識調査」。
これで浮き彫りになった内容を、じっくりとご紹介させてください。まず手始めに「あなたは女性のムダ毛やムダ毛処理跡が気になりますか?」というクエスチョン。ここでは、62.0%の男性が「気になる」と回答している。
続いて「恋人にムダ毛処理してほしいと思ったことがありますか」という設問では、56.1%が「ある」と断言。

ドンドンいこう。次は「女性にムダ毛を処理してほしいと感じるのはどんなときですか?」という問い。ここでは「ムダ毛が見えたとき」の回答が82.7%で圧倒的1位だった。これは当然だろう。続いての2位は、「処理跡が見えたとき」(33.2%)である。“見えたとき”のワンツーフィニッシュだ。
だが、その次から新展開。3位は「ムダ毛を肌で感じたとき」(24.2%)で、4位は「処理跡を肌で感じたとき」(13.1%)と続く。“肌で感じる”も、十分きっかけになるようだ。

段々と核心に迫っていく。「女性がムダ毛処理をした方がよいと思う部位をお知らせください」という質問では、「ワキ」(68.9%)、「口周り(鼻の下など)」(57.7%)、「脚」(54.4%)というスタンダードな回答が上位を占めていた。
ただ、注目していただきたいのは以下の回答。平均して4人に1人が「手の指」(26.8%)、「足の指」(26.3%)、「背中」(25.8%)、「胸」(24.2%)、「お腹」(23.9%)などの毛を気にしていたのだ。女性にとっての盲点か?

では、もしも視界に入ってしまったときの男の感情は? 「女性のムダ毛や処理跡を見たときに、あなたはどう思いますか」という設問では、約5割の男性が「女性らしさが半減する」(49.5%)と回答している。以下、「イメージが崩れる」(35.5%)、「だらしなく感じる」(34.5%)と続いていくのだが、着目したいのは第4位。「女性への思いが一気に冷める」(25.5%)というヘヴィで本音の吐露が挙げられてしまった。クリスマスを前にした女性にとって、最も気になる回答だろうか。

では、その次の展開について。「女性のムダ毛や処理跡を発見したときの、あなたのリアクションは?」という問いでは、上位から「見ないようにする」(37.7%)、「遠回しに指摘する」(28.2%)、「忘れるように努力する」(15.2%)、「許せるよう努力する」(14.4%)といった回答が続いていく。「受け入れよう」「自分の中でおさめよう」とする男性の心優しさが窺えるではないか。何しろ、「はっきり指摘する」と答えた男性は、わずか12.7%だったのだから。
また、少数派の意見には「好きになるよう努力する」(4.8%)といった健気な意見もあるのだが、一方「女性だと思わないことにする」(2.9%)、「後日別れを気にする」(1.5%)といったドキッとする回答も見受けられるので、十分注意していただきたい。

では、ムダ毛処理をしている女性の努力を、男はどう思っているのか? 「あなたはムダ毛処理をしている女性をどう思いますか」という設問では、「女性ならムダ毛処理していて当然だと思う」(44.2%)が第1位となっている。次いで「女性らしい」(33.7%)、「健気だと思う」(24.4%)が2位と3位に、「かわいい」(11.9%)が5位に挙がり、女性のムダ毛処理を受け入れる回答も見受けられた。
反面、このような回答も。4位には「ムダ毛を処理しているところを想起させないでほしい」(18.5%)、6位には「女性がムダ毛を処理をしているなど考えたくない」(7.4%)という女性への要望と受け取れる回答も挙がっている。

それにしても男性の意見ばかり紹介していたら、フェアじゃないか? 実は、同社は20〜30代の未婚女性200人にもアンケートを実施している模様。
そこでは、「春夏と比べ秋冬はムダ毛処理を怠りますか?」といった質問が投げかけられ、「怠っている」と回答した女性は85.6%と判明した。また、その頻度について、春夏は月平均7.5回なのに対し、秋冬は月平均4.0回と約半分の頻度でしか手入れしていないことが明かされている。
では、何で怠ってしまうのか? その理由として最も多かったのは「面倒だから夏しかしない」、「足、腕は冬場は見えないので放置」であった。その他には「かぶれるから」、「皮膚が弱いので」、「処理後、肌が荒れるからいや」などの回答も見られる。

美しくなるための苦労は絶えない。ムダ毛処理には様々な方法があるが、自分に合った方法を慎重に選んでいただきたい。
(寺西ジャジューカ)