「お金」と「愛」結婚に大切なのはどっち? 男女に聞いた答えとは
結婚するにあたって大切なのは「お金」なのか「愛」なのか……。人生の大きなテーマでもあるお金と愛。あなたが結婚相手に求めるものは、お金と愛どちらですか? 本当に大切なのはどちらなのかいろいろな意見を集めてみました。
男性と女性で結婚に対する意見は違う?
結婚するにあたって感覚の違いがあるとなかなか一歩が踏み出せなかったり、結婚してもすぐに性格が合わないと離婚することになったりといろいろと困ったことになりがちですよね。
「お金」と「愛」のうち、どちらのほうがより大切かということを恋人同士で話し合う場面はあまりないかもしれませんが、みんな心のどこかで必ず一度は考えたことがあるはず。
自分はどちらのほうがいいという意見が固まっていても、相手の意見を聞くうちに考えが変わることもあるかもしれません。
恋人関係と夫婦は延長線上であるように見えて、実は全然違ったという経験者の意見も参考になるでしょう。何事に対しても楽観的に考える男性と、現実的な女性の間にも意見の食い違いが生まれそうです。
男性女性、結婚経験者、離婚経験者、様々な立場からの「お金」と「愛」どちらが大切かのリアルな意見をのぞいてみましょう。
結婚には「お金」のほうが大切だという男性の意見
「お金がないと相手に申し訳ない気持ちになるから」(未婚/30代/会社員)
「お金のために働いているようなもの。大切なものを守るためにはまずお金がないと話にならないと思う」(未婚/40代/自営業)
「愛がなくてもお金さえあれば楽しく過ごせると思う」(既婚/20代/会社員)
「お金があることで心にも余裕ができて、相手に優しくできると思うから」(既婚/30代/会社員)
「喧嘩の原因で一番多いのがお金にかかわることだと思うから、お金があれば喧嘩にもならない気がする」(バツイチ/40代/公務員)
「お金をたくさん稼ぐことができるイコール、男性の魅力だと思うから」(バツイチ/30代/会社員)
男性も「お金」が結婚生活において大切なカギを握っているということを思っているようです。自分が稼いで妻や子供たちを守っていかなくては…、という責任感をもっている人もいるようです。
男女が平等で多様性が認められてきた世の中においても、男性はやはり稼げてこそ一人前という考えを持っている人が一定数いるのでしょう。
男性は結婚するということで責任を背負うという点では、女性よりもお金の価値を重く考えているのかもしれません。
男のプライドというのはどれくらい稼いでいるかということと大きくかかわりがあるように感じます。
結婚には「愛」のほうが大切だという男性の意見
「二人で働けばお金はどうにでもなるだろうけど、愛情はお金では手に入らないと思うから」(未婚/20代/アルバイト)
「好きでもない人とお金がたくさんあっても一緒に暮らすのは気が滅入る」(未婚/40代/会社員)
「愛がないのに結婚する意味が分からない。愛しているから結婚するのであってお金のためではないから」(既婚/30代/会社員)
「幸せになるために大切なのはお金よりも愛だと思う」(既婚/40代/自営業)
「どんなにたくさん稼いでいてもなんとも思わない人と一緒にいるのは苦痛。年をとってもずっと愛している人と一緒に暮らしているだけで幸せを感じることができる」(バツイチ/30代/フリーランス)
「何かあった時にお金があっても愛がないとすぐに分かれることになりそう」(バツイチ/40代/会社員)
どんなにお金があっても根本的に愛していない人との生活は考えられない…… というのが本音のようです。
お金よりも愛が大切と考える人の中には、お金は二人で協力すれば乗り越えられると考えている人が多いように思えます。
結婚にはお金よりも愛と考える男性は、意外とロマンチストな人が多いのかもしれません。
結婚には「お金」のほうが大切だという女性の意見
「見た目はいつか崩れるかもしれないけど、稼ぐという能力は崩れることはそうそうないと思うから」(未婚/20代/学生)
「お金があれば何でも許すことができると思うから。心の余裕が結婚には愛よりも大切だと思う」(未婚/30代/パート)
「結婚イコール生活だと思うからお金のほうが大切。子どもを育てるにも、贅沢をするにもまずお金が第一」(既婚/30代/主婦)
「お金がないと愛も覚める。喧嘩してもお金があれば解決できることが多い」(既婚/40代/会社員)
「愛情が薄れてきたときに残るのがお金だから」(バツイチ/40代/会社員)
「結婚するならまずお金のないことが第一。心配が安心や信頼につながると考えるから」(バツイチ/20代/会社員)
愛よりもお金という女性の意見はとても現実的なものが多いです。共働きだと子育てをする期間はどうしても収入が減ってしまうことになります。
お金がないと心の余裕がなくなり、喧嘩が増えるというのはまさにリアルな声なのかもしれません。
結婚には「愛」のほうが大切だという女性の意見
「好きな気持ちがないといくらお金があったとしても毎日がつまらないと思う」(未婚/20代/アルバイト)
「好きじゃない人と一緒に暮らすのはストレスがたまると思う。お金は自分も働けばいいと思う」(未婚/30代/
主婦)
「愛情がないと壁にぶつかった時に乗り越えられないと思う。いくらお金があっても愛されていないなら悲しい」(既婚/30代/パート)
「節約をするのは苦じゃないけど、愛がないのは苦でしかない」(既婚/40代/主婦)
「愛していればその人のために頑張れるから」(バツイチ/40代/会社員)
「一生一緒にいたいから結婚する。愛がなければ結婚の意味がない」(バツイチ/30代/フリーランス)
いくらお金があっても愛情がなければそもそも一緒にいることが嫌だという意見が目立ちました。愛していれば相手のために頑張ることは当たり前と考える女性は多いようです。
お金より愛というときれいごとのように聞こえるかもしれませんが、こちらの意見の人はそもそも結婚は愛している人としたいと思っているのでしょう。
男性も女性も感じていることは同じだった
結婚に「お金」と「愛」どちらが大切かという意見は、男女とも同じような考えを持っているということがわかりました。割合的にもおよそ半々で「お金」を重視する人と「愛」を重視する人にわかれたようです。
どちらの意見もうなずけるものばかりで、最終的には自分が選んだパートナーと同じ考えであることが一番重要なのかもしれません。