海老天だけじゃない!“鬼が笑うほど美味しい”『天むす屋 鬼天』が大須商店街にオープン!
大須観音駅から徒歩5分、大須商店街に7月16日オープンした『天むす屋 鬼天(おにてん)』。
進化系の天むす専門店とのことですが、どんなこだわりや特徴があるのか?早速ですが、取材に行ってきました。
“鬼をも笑顔”にしてしまう天むす
一般的な天むすは、海老天を具材として握るのが一般的ですが、「タコねぎ」、「しらす大葉」、「梅干し」、「とり天」など、様々な食材を使用した天むすが、常時12種類程度ラインナップされています。
「梅干し」
「しらす大葉」
「タコねぎ」
「舞茸」
さらに、季節ごとの限定商品も販売され、夏は「オクラ納豆」や「アスパラコーン」など、旬の食材を使用した天むすも店頭に並びます。
「アスパラコーン」
海老天以外の天むすが、なぜ今まで無かったのか?というまさに盲点を突いた商品。種類豊富なので、食べ比べもしてみたいし、選ぶ際もワクワクしてしまいますね。もちろん、王道の「海老天」もメニューにあります。
「海老天」
冷めても美味しい天むすを目指して何度も試行錯誤
様々な具材の天むすを扱っているという以外にも、美味しいを追求したこだわりがいくつもあります。
食感や天ぷらとの相性を考慮し、数十種類以上から厳選したお米を独自にブレンドし、細かい調整を何度も行いながら最適な水の量を見つけ出したとのこと。
電気ではなくガスで炊き上げることで、ふんわりとして口の中に入れるとほぐれる仕上がりになるそうです。
また、海苔に関しても全国各地から取り寄せ、試食を繰り返した結果、常滑市の「鬼崎漁港」の海苔をセレクト。偶然の産物とのことですが、まさに鬼繋がりですね。
握り方に関しても、鬼の角を意識して具材が飛び出すようにしているそうで、握る難易度は高くなりますが、縁起の良いタスキがけに海苔を巻くことも含め、どうしても外せない遊び心だそうです。
天むすは、ひとつひとつ手間をかけて個別包装されていますが、そのまま冷蔵庫にそのまま入れても、翌日のお昼ぐらいまではしっとり美味しくいただけます。温めて食べたい場合も、そのままチンできるこだわり包装とのこと。
まだまだある!?『鬼天』のこだわりポイント
食べ方に関しての提案もあり、最初の2、3個はパクリとそのままいただき、途中から「鬼天の冷たいおだし(別売)/150円」をかけて、「鬼天だしちゃづけ」としていただけます。
ごはん、天ぷら、海苔、おだしを一緒に、さらさらと食べることで、何とも言えない味わい、そして“味変”を楽しむこともできます。
味変のキーアイテム「鬼天の冷たいおだし/150円」
だしをかけ適度に崩したら「鬼天だしちゃづけ」の出来上がり。
もうひとつ、天むすと一緒に購入してみて欲しいのが、「天むすに一番合うオリジナル緑茶/150円」。
その名の通り、何十種類以上のお茶を試し、天むすに一番合うお茶を手作りして販売しています。
すっきりして甘みのある少し濃いめの緑茶で、どこか懐かしい容器にもほっこりしますね。
夏はキンキンに冷えた緑茶とカチコチに凍らせた緑茶の2種類が販売されており、暑い日にはおでこや首元を冷やしながら、大須商店街をブラブラ歩くお供としても最適です。
天むす専用に手作りされた「天むすに一番合うオリジナル緑茶/150円」
名古屋の文化やグルメを全国、そして世界に発信したい!
「多くの“なごやめし”は、海外に出店したり、今の時代に合わせてアップデートが行われていますが、天むすだけは止まっています。天ぷらは海外でも人気なので、“名古屋の天むす”をもっと知っていただき、世界の人に受け入れてもらいたいので、大須という海外の方も来られる場所に出店しました(店主 吉田さん)」
ひとつからはもちろん、箱に入ったセット販売もしているので、手土産などにもオススメ。
名古屋人に愛されている天むすですが、さらに支持される存在になりそうですね。
種類豊富で、食べ方にもバリエーションがあるので、何度でも通って“MY BEST 天むす”を見つけてみたいと思います。
店舗名:天むす屋 鬼天
住所:名古屋市中区大須2ー18ー21
電話番号:090-1874-0802
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.instagram.com/tenmusu_oniten/