これでスッキリ!「忘れられない元カレ」への感情&記憶の処理方法
「あーもう、ムカつく!」思い出したくないけど、ふと思い出してイライラしてしまう元カレとのこと。ムカつき度合いが大きければ大きいほど、そのことが頭の中をグルグルと回って離れないし、ずっと後を引いてしまいますよね。
そんな状態が続くと、悪いとは分かっていても、つい誰かに八つ当たりをしてしまったり、逆に自分一人で抱え込んで悶々としてしまったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。早く消し去りたい感情や記憶を処理するには、どうすればよいのでしょう。
今回は心理カウンセラーの筆者が、ムカつく元カレへの不快な感情や記憶を上手に処理する方法をお伝えします。
■聞き上手な人に、話を聞いてもらう
ムカついたその気持ち、誰かに聞いてもらいましょう。でも誰でもいいというわけではありません。できることなら“人の話を聞くのが上手な人”を選びましょう。
あなたの感情を受け入れてくれて、下手にアドバイスをしてこない人は◎です。語ることで心が晴れることは心理学でもその効果が証明をされていて、これをカタルシス効果といいます。
■気持ちを文字にしてみる
ムカついた出来事や、その時感じた気持ちを文字に起こしてみましょう。そうすることによって心から悪いものが出ていくような気持ちになれ、とてもスッキリします。
また、その書いた文章を客観的に見ることによって、自分自身への内省が深まって感情と正面から向き合うことができます。時間が経って読み返してみると、「なんだ、こんなことでイラついてたんだ」と感じて、自分の心のクセを知るきっかけにもなりますよ。
■身体のメンテナンスをする
整体、マッサージ、鍼灸など、身体のメンテナンスをすることも有効です。
これらに共通をしているのは、施術をしてもらっている時にとてもリラックスができること。そのことにより心が「快」の感情で満たされます。心を「快」の感情で満たすことができたなら、「不快」な感情の入ってくるキャパはなくなります。
考えてもみてください。マッサージなどを受けている時に、イライラすることってなかなかありませんよね?
■目の前の景色を変える
目の前の景色を変えるとは、つまりは環境を変えるということです。
人は周りの環境から様々な影響を受けています。特に心的なものは外的要因から大きく影響を受けます。不快な感情や記憶と共にある景色を頭の中から消すためにも、それとは離れた環境、できることなら行ったことのない場所を訪れてみましょう。
ベストなのは旅行ですが、現実的に難しい場合は、入ったことのないお店で食事をしてみる程度のことでもOKです。新しい体験をすると、一つ嫌な感情や記憶が飛んでいってしまいます。
これらを実践して心のセルフケア上手になれば、ムカつく元カレへの嫌な気持ちをズルズルと引きずることを避けられるようになれますよ。ぜひ実践してみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 大間秀章・・・心理カウンセラー&コラムニスト。企業や大学を対象に専任カウンセラーとして従事する傍ら、執筆活動も行う。専門分野は人間関係、恋愛、キャリア、メンタルヘルス、人生論など。Twitter
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