スマホの分割購入が原因!知らぬ間に「ブラックリスト入り」している人急増中!
あなたはスマホを購入するとき、一括または分割、どちらで購入していますか?
ガラケーの頃に比べて端末代も高くなりがちなスマホ。分割で購入すれば「端末と同等の金額が通話料から差し引かれて“実質0円”!」などのキャンペーンも多く広がってきており、分割購入する人も多いのでは?
■わたしたちがキャリアと結んでいるのは「通信契約」だけじゃない
内閣府政府広報室は、スマホの分割購入が増加するにつれてきて、支払の滞納件数も増えてきていると警鐘を鳴らしています。
通常、スマホを分割で支払う場合、利用者と携帯電話会社は2つの契約を結ぶことになります。それは“通信料”などの「通信契約」と、“端末代”の「クレジット契約」です。このため、通信料金は「携帯電話会社」として、分割支払金は「クレジット会社」として、同じ会社から請求されることに。
しかし、これらの代金は、同時に請求されていたり、“端末実質0円!”などのうたい文句で、利用者はクレジット契約の支払いに気づきにくい、というのです。
■通信料を延滞しているだけ? ……そのままだと「ブラックリスト」入り確定かも!?
そのため、「通信料を延滞しているだけ」と思っていたら、実は端末のクレジット契約も滞納していた……というトラブルが急増。
クレジット契約を滞納すると、その情報は指定信用情報機関に記録されます。そして、3か月以上支払いが滞った場合は、支払いが終わったあとも5年間滞納情報が保管される、いわゆる“ブラックリスト”入りに。
ブラックリストに入ってしまうと、クレジットカードやローンの契約などに大きな影響が出ることは、社会人なら誰でも知っていますよね。
■親の滞納で、子どもが「ブラックリスト」入りすることも
最近は子どもでもスマホを持つ時代。その時、スマホの名義は子ども本人なんだけど、支払いは親から……というケースもありますよね。
もし、親がクレジットカードで同様に滞納をしてしまった場合、その信用情報は“子ども名義”になってしまうのです。知らぬ間に子どもが「ブラックリスト入り」してしまうことも……。
便利なスマホの分割払いですが、気づかぬうちに、あなたもブラックリストに入っている可能性も……。銀行の残高には気を付けて!