【驚愕の調査結果】スマホのゲームにハマるのはオッサン&オバサンの証拠!?
子どもはゲームが大好きで、スマホで長時間ゲームをするのも10代の若者……そんなイメージはありませんか?
しかし実は働き盛りの大人の方が、スマホゲームにより多くの時間を費やしているとの意外な調査結果が発表されました。
調査会社の『ニールセン株式会社』は、スマートフォン視聴率情報Mobile NetView(モバイル・ネットビュー)の12月データおよび、PC版インターネット視聴率情報NetView(ネットビュー)の12月データをもとに、インターネット利用時間における各サービスカテゴリのシェアを分析し、結果を発表しました。
■スマホユーザーの平均ゲーム利用時間は16分と短め。
スマホでもっとも利用時間が長かったのは、利用時間全体のうち23%を占める「ソーシャルネットワーク」でした。2位にランクインしたのは「ゲーム」で全体の15%を占める結果に(2013年時点)。
さらに、スマホからのインターネット利用者のうち、78%の人がゲームを利用していました。スマホユーザーの約8割がゲームを楽しんでいるとは驚きですね! しかし、ゲーム利用者一人あたりの利用時間は、1日あたり平均して16分と意外と少なめ。据え置き型ゲーム機と違い、スキマ時間に細かく遊んでいるといえそうです。
■18歳〜34歳は「SNS」、35歳〜49歳は「ゲーム」に時間を費やしている!
次に、スマホでのインターネット利用時間を世代別に比較してみましょう。
高校までにインターネットが普及しており、様々なオンラインサービスに慣れ親しんでいる18歳〜34歳では、SNS利用時間がもっとも多く全体の29%を占めました。ゲームは12%で3位と意外と低め。
一方、小学生〜高校生の頃にファミコンが発売された35歳〜49歳では、ゲーム利用時間が最も多く全体の20%を占める結果に。2位はSNSでシェアは15%でした。
■世代によってスマホの使い方に差あり!
18歳〜34歳はスマホをコミュニケーションを取るためのデバイスとして使い、35歳〜49歳は暇つぶしや息抜きのためにスマホを使う傾向があると言えそうです。『LINE』などの無料通話アプリが若年層に人気なのも頷けますね。
また、歌舞伎役者の片岡愛之助さんが「歌舞伎界でポコパンが流行っている」と口にするなど、大人がスマホゲームにハマる話をよく耳にするようになりました。
ニールセン社アナリストの高木史朗氏は、「インターネットと慣れ親しんでいる世代よりも、ファミコン世代の方がスマートフォンでゲームを利用しているという点も、重要な特徴と言えるでしょう。若年層は、ゲームよりもSNSやLINE等で友達とコミュニケーションをとることに多くの時間を割いていることが、世代の違いを大きく反映していると言えます。」と指摘しています。
ということは、スマホでゲームをする機会が多い人は「ファミコン世代」=オッサン&オバサンとみなされてもおかしくないのかも!? ぜひ家族や会社の上司・部下とスマホの使い方を比べてみてはいかがでしょうか。