ビヨンセ妹ソランジュが絶賛した路上で突然踊りまくるフツー男、「クリスマスの奇跡」を生む

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ネットでちょっとした現象になっている、道ばたで突如踊り出す男「ダンシング・フィル(Dancing Phil)」がまた出現した。


公共のあらゆる場でヒップをシェイクし、誰とでも踊ってそのビデオを投稿することで知られる、でもセレブでもなんでもないフツーの男フィル。先週は、トロントのショッピング界隈で忙しい交差点、ベイ&ブロアー(Bay & Bloor)の横断歩道で、ビヨンセの妹ソランジュ・ノウルズの『Losing You』にのって踊るビデオをYouTubeに投稿した。

これも素早く広まり、すごいことに曲を書いた張本人、ソランジュのところへすぐ届いたらしい。彼女は早速、「*これ*すごくいいね、私のPVだったら良かったのに。やるね。」とツイートしてビデオのリンクをシェアしている。
「ダンシング・フィル」を認めたセレブは、ソランジュが初めてではない。ドラマチックなアイメークと派手にグリッターを使うことでも知られるケシャは、去年の夏フィルのビデオにカメオ出演している。ツアーバスの外でシャンパン・フルートから黄金のコンフェティをぶっかけられたフィルは、ケシャのお墨付きと言っていいだろう(下ビデオ、ケシャ遭遇は2:25付近から)。


彼はまた、人気トーク番組『エレン』の「Dance Dare(大胆ダンスチャレンジ)」という企画で、他人に気付かれないように後ろで踊り、そのビデオは10万回近く視聴されたのだが、その後ただ単にサブウェイの中で踊っただけで、それよりもさらに多い11万回以上の視聴数を記録している強者だ。

そんなフィルの最新ビデオ(下)は、トロントの忙しい交差点で、混乱したり時には喜んで一緒に踊ったりする通行人を相手にひたすら踊るというもの。ダンスしながら数々の男性にマフラーを渡そうとするのだが、律儀なトロントの人たちはことごとく困った顔で返しに来ておかしい。

そして...このビデオでは、フィルが「クリスマスの奇跡」と呼ぶ出来事が起こる。彼が同じ交差点で踊っていると、そこに現れたのは地元のプロカナディアンフットボールチーム、トロント・アルゴノーツ(Toronto Argonauts)のチアリーダー4人!まったくの偶然(?)で通りかかった彼女たちは、即興でフィルのバックアップ・ダンサーとなり踊り始める(ノリ良すぎ!)。

ポンポンもしっかり持っていた(いつも持ち歩いているのだろうか!?)4人のチアはさすがプロ。予定していなかったダンスでも、息がピッタリ合った動きで、フィルの突飛なダンスナンバーに華を添えている。

ソランジュが感心したのも無理はない。次はフィルはどこに出現するのだろうか...ちょっと気になってしまう。