豪華絢爛な品々!尾張徳川家の至宝

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男の子って、戦国時代の話になると夢中になる人って多いよね。そんな彼を連れて、ぜひ一緒に行って欲しいのが江戸東京博物館開館20周年記念として1月2日から開催の特別展「尾張徳川家(おわりとくがわけ)の至宝」。

歴史好きでなくとも、江戸の安寧を築いた徳川家康は超有名な武将だから知ってるよね? その徳川家康の九男・義直(よしなお)を初代とする、御三家筆頭の名門大名の尾張徳川家ゆかりの名品を約230件も取り揃えた展覧会が江戸東京博物館にて開催! なにせ、数ある大名家の中でも徳川将軍家に次ぐ家格を誇っていたため、格式が高く、歴史のゆかりの深い逸品ばかり。太刀や鉄砲などの武具類、教養の現れである茶の湯・香・能などの道具類、和歌や絵画・楽器など、徳川家の所蔵品を展示してるそう。

国宝「源氏物語絵巻」、日本蒔絵史上最高傑作といわれている国宝「初音(はつね)の調度(ちょうど)」も期間限定で特別展示。しかも、現存する最古の孫手、「銀孫手(ぎんまごのて)」(徳川義直所有 江戸時代 17世紀)や、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と天下人の間を渡り歩いた茶入「古瀬戸肩衝茶入 銘 横田(こせとかたつきちゃいれ めい よこた)」(室町時代、15世紀)も展示。他に、常陸国の文正(ぶんしょう)は、塩焼の業で財を成し長者となり、鹿島大明神に祈って授かった2人の娘は、関白の若君と帝に嫁いで子宝に恵まれ、文正は大納言に昇進、妻とともに百歳に余る寿命を保ったという、初めから終わりまでおめでたいことばかりの御伽草子(おとぎぞうし)も。まさに、めでたさのオンパレードで幸せの絵巻「文正草子絵巻(ぶんしょうぞうしえまき)」(福君:さちぎみ(尾張家11代斉温:なりはる継室所有、江戸時代、17〜18世紀)など歴女じゃなくとも興味深くおもしろいものがたくさん。

彼の歴史話をじっくりと聞いてあげれば、女子としての魅力もアップするはず。しかも、きれいな装飾品は絶対乙女心をくすぐるはず・・・。戦国時代・江戸時代好きな彼と出かけると盛り上がること間違い無し!な「尾張徳川家の至宝」にお出かけしてみて!