頭皮のホクロは除去したほうがいいの？

2017年6月26日 12時31分

ホクロが頭皮に出来るのは、紫外線の可能性が非常に高いです。

頭皮を含め、皮膚が紫外線にさらされるとメラニン色素が発生します。

このメラニン色素の働きにより皮膚が保護されるのですが、紫外線の量があまりに多いと、メラニン色素が破壊されてしまいます。
皮膚を守るメラニン色素が傷つくことで、ホクロが出来るのです。

まして、頭皮は体の中でも一番太陽に近い場所です。

直射日光をモロに受けてしまう箇所なので、髪の毛がある程度防いでくれるとはいえ、ホクロが頭皮にあっても珍しくないのです。

もし、ホクロが痛んだり痒いなど、日常生活に支障が出るようであれば、病院へ行くことを薦めます。

病院に行けば手術になる可能性もありますが、大手術ではないので、特に過度に心配しなくても良いでしょう。

また現在では、塗って除去するタイプのクリームも発売されていますので、それらも検討の余地があります。

病院で手術するのであれば、切開します。
しかし大掛かりな手術ではないので、当日のうちに帰宅できます。

傷跡はガーゼで保護され、頭部にはガーゼを固定するための網タイプの包帯を巻きます。

しかし、手術ならその後、消毒や抜糸で数日間は通院の必要があります。

また、医者によってもやり方が違います。

手術にあたり、ホクロ周辺の毛をはさみやバリカンで剃る医者もいれば、まったく剃らずにそのまま手術に入る医者、あるいはカミソリで軽く毛を剃る医者もいます。

また、レーザーで除去する医者もいれば、電気メスで焼いて取る医者もいます。

ちなみに電気メスの方法は、ホクロを焼ききって除去するので、手術が完了しても縫合する必要はありません。

頭皮のホクロが出来たことで痛みを感じることなどがあれば、このような方法で除去することも考えた方が良いかもしれません。

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