「私のほうが絶対イケてる」女同士で「恋愛の勝敗」を決めてしまう瞬間

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女同士で話しているとつい自分と友達を比べちゃうことってありますよね。このたびハウコレが女子の本音に迫ったアンケート“Q.女子会の恋愛トークで「この子に勝った」「わたし負けた」って思うことある?”では「ある」と69.1%もの半数以上の女子が回答しました。

どんなことで「女の勝敗」が決まるのか見てみましょう。

■●「彼氏いるかいないか」「やっぱり経験人数」

「彼氏がいるか、どれだけ告白されているか、どれだけ男友達がいるか」(19歳/女性/大学生)

「今まで何人とお付き合いしたか、経験人数ですね。自分があまり経験がある方ではないので、経験豊富な女の子の話を聞くと、『あー負けてるなぁ』と思ってしまいます(笑)」(25歳/女性/官公庁)

「経験値の差や恋愛に対する物の見方が同年代の子よりはるかに上だなと感じたとき」(23歳/女性/医薬品・化粧品)

「結局、彼氏がいるかいないか。彼氏がいると、他の子の恋愛相談も上からになる」(21歳/女性/大学生)

「カレの有無」や「恋愛経験の数」など数字で表せるものというのは勝敗を出しやすいと言えます。本来は“量より質”が重要なのですが、恋愛偏差値は数をこなして失敗から学習するからこそ上がってゆくものともいえますね。

■●「男からの尽くされ具合」「愛され度合」

「重い荷物を持ってくれたり、送り迎えがあるなど尽くされ具合によって負けたと感じる」(22歳/女性/美容)

「どれだけ貢がれたことがあるか」(23歳/女性/運輸)

「彼氏のサプライズ、ご飯代、お金の使われ方、時間の使われ方。愛されてる度合いに勝ち負けを感じる」(20歳/女性/大学生)

「彼氏に大切にされてるかどうか」(26歳/女性/学校・教育関連)

「記念日をお互いの彼氏がどれだけ大切にしているか。友だちの彼氏の方がロマンチックなシチュエーションとかを考えてくれてると正直負けたと思います(笑)」(23歳/女性/大学生)

女子トークや恋バナで何と言っても盛り上がるのは「彼氏がこんなことしてくれた」エピソード!そう、女子会においては「彼氏が自分にしてくれたこと」は大きな自慢になるのです。誰にも負けないくらいに尽くされたとなれば、女冥利に尽きるのでしょう。

■●「彼氏のレベル」「男の持ってるもの」

「彼氏や旦那の年収」(36歳/女性/美容)

「元彼や今彼の学歴とかでちょっと勝ち誇った気分になりますね(笑)」(18歳/女性/大学生)

「彼氏の車や顔、筋肉など」(20歳/女性/大学生)

「彼氏の性格・財布の中身・容姿」(21歳/女性/大学生)

「相手の男の職業、年収」(38歳/女性/小売)

男と違い“女の勝敗”は「彼氏が持っているもの」にまで及びます。それはただの見てくれの容姿やスタイルにとどまりません。学歴、職種、収入、車、彼の生活水準までが勝負のネタになるのです。

■●「彼氏や男性への不満があるかどうか」

「努力もしてないくせに文句ばかりの友人。彼氏ができないのは周りのせいらしい。勝ったな、と思った瞬間です」(17歳/女性/高校生)

「露骨に『勝った』『負けた』とは思わないけど、友達の彼氏の話を聞いて「…それはうちの彼氏やらないからなあ」ってうちの彼氏の株が勝手に上がる。音信不通になった話とか、浮気とか」(22歳/女性/大学生)

「友達の彼へのグチを聞いてて、自分の彼はそんな事ないなぁと思った時、ラッキーって思う」(27歳/女性/その他)

「バツイチ男やアルバイト30代などろくな男と付き合ってない子がいて、その子の話を聞いてると『私まだマシだわ(笑)』って申し訳ないけど思ってしまう」(22歳/女性/大学生)

女子トークにおいてはなにも「いかに自分の彼氏がいい男か」といった彼氏自慢だけで勝ち負けが決まるわけではありません。女友達のロクでもない男の話を聞くことで、お互いの恋人に優劣をつけるというパターンも。

友達が彼氏へのグチや不満を爆発させることで「自分の彼氏のほうがマシ」「まだマトモ」だと確信してしまうこともあるのです。

■【最後に……神崎桃子から愛のメッセージ】

“幸せは比べるものでなく感じるもの”です。つい“誰かと比べてしまう”のが女の習性とも言えますが、人と比べてどうかよりも果たして自分自身がどうなのかが一番。

「……最終的に相手との勝ち負けより大切なのは『自分との真剣勝負』だと気付かされました☆」(24歳/女性/その他)

……というコメントにもあるように大切なのは人との勝負でなく“自分との勝負”なのです。

「私はあなたよりイイ思いをしてる」「私のほうがステキな恋をしている」「アンタの彼より私の彼のほうが上」というのは他の人と比べることで自分が安心感を得たいだけ。

自分の“幸せ確認”は女子トークから得るのではなく彼氏といるときに“私って幸せ!”……と感じることで行いましょう。

そのときの感情があなたの見栄も偽りもない真実の幸せなのです。(神崎桃子/ライター)

(ハウコレ編集部)