シャンプーを変えた時に髪がきしむのはなぜ?

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シャンプーを変えた時に、髪のきしみを感じたことはありませんか。
実はそれには原因があるのです!今回はそんな髪のきしみの原因と対策方法についてご紹介します。

シャンプーを変えた時に髪がきしむのはなぜ?

シャンプーを変えた時に髪がきしむ原因には、「ノンシリコンタイプのシャンプーに変えた」「石鹸系のシャンプーに変えた」この2つの変化が考えられます。

ノンシリコンタイプのシャンプーに変えた

もっとも主流のシャンプーであるアルコール系シャンプーには、髪の指通りを滑らかにするために、コーティング剤や潤滑剤が配合されています。

しかし、ノンシリコンタイプのシャンプーにはこれらの成分が配合されていないため、コーティング剤や潤滑剤によって得られていた髪の指通りの滑らかさが得られません。
そのため、シャンプーした後にきしみを感じてしまうのです。

石鹸系のシャンプーに変えた

石鹸系のシャンプーに変えると髪がきしむのは、髪が弱酸性なのに対して、石鹸系のシャンプーがアルカリ性であるためです。
石鹸系のシャンプーで洗うと髪の表面のキューティクルが逆立ってしまい、髪がきしんでしまいます。

この場合のきしみは、専用のリンスを使うことで中和させることができます。
また酸性のお酢にも同様の効果があります。

対策とシャンプーの選び方

このようにシャンプーを変えた時に髪がきしむのは、変えたシャンプーの性質による影響からです。
ですので、シャンプーをアルコール系シャンプーに戻すときしみは改善されます。

しかしアルコール系シャンプーは、洗浄力が強すぎたり、化学成分が多く配合されているため、乾燥肌の方やアレルギー症状の方などは使いにくいという面もあります。

ノンシリコンタイプのシャンプーのきしみを緩和させるには、髪のダメージケアをおこなう必要があります。コーティング剤や潤滑剤を使用しないと髪がきしむ、ということはそれだけ髪が傷んでいるということです。

髪がきしむからといってノンシリコンタイプのシャンプーの使用をやめず、トリートメントを行いながら自然で滑らかな指通りになるように、ダメージケアをしていくと良いでしょう。