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ニコラス・ケイジ（Nicolas Cage）が所有していたとみられ、「スーパーマン」の第1話を掲載する「アクション・コミックス」の初版が216万ドル（約1億6,800万円）で落札され、過去最高額を更新した。出品者と落札者の名前はネット上のオークションでは明らかにされなかった。

同コミック本には有名な裏話があり、入札者の間でも話題となっていた。

この本は2000年に所有者の自宅から盗まれた。しかし今年4月、南カリフォルニアの貸し倉庫のロッカーで放置されていたのを素性が明かされていない男性が買い取り、返却されたという。

オークションでコミック本に200万ドルを超える値がついたのはこれが初めて。これまでは今回のものより保存状態のよくない「アクション・コミックス」の初版が2010年3月に150万ドルの値をつけていた。ケイジは「スーパーマン」の大ファンとしても知られている。息子にスーパーマンの生まれた時の名前であるカル=エル（Kal-El）と名づけた。ケイジは今回のコミック本を1997年に15万ドルで買っていた。

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