「こんなおばさんがセクハラ被害なんて…」47歳・派遣女性の絶望。加害者は26歳、“卑劣なセリフ”にゾッとする|ドラマ『リーガルビート』
冒頭、雪村の幼なじみで、派遣社員として働く47歳の倉野美穂(白石美帆)が、雪村法律事務所を訪れる。彼女は26歳の正社員の同僚男性・大塚亜門(岐洲匠)から、セクハラと年齢差別に加え、正社員と派遣社員という立場を利用した業務の丸投げなどの“パシリ扱い”を日常的に受けていたという。
ある日、大塚から難癖をつけられ、その際に腕を掴まれた倉野が振りほどこうとすると、結果的に大塚を階段から突き飛ばしてしまう。その後、大塚から慰謝料などを請求され、雪村を頼って事務所を訪れたと話す。
泰地たちは倉野の話を聞く中で、「職場や上司に相談しようとは?」と質問するが、倉野は「こんなおばさんが騒ぎ立てるのも、なんだかみっともない気がして」と返答。一応、倉野も大塚と距離をとるなど対応したものの、それからも大塚に難癖をつけられ、理不尽な要求を突きつけられる日々が続き、突き飛ばし事件が発生したと振り返った。
◆「26歳が47歳にセクハラ」は“非常識”?
裁判が始まると、大塚の弁護士・氏家史郎(河内大和)から「26歳の男性が常識的に考えて47歳のおばさんにセクハラをするのか?」「大塚に好意を抱いていたから頼まれごとにも応じ続けていたのでは?」など、“憶測”を超越した“妄想”のような尋問を受ける。ご都合主義のような言い分ではあるが、これが世間の“風潮”なのか、倉野サイドは劣勢に。
しかし、倉野が大塚から雇用状況をチラつかせた脅しをバーで受けている様子を見ていた一般客・川原めい(鈴木萌花)、倉野同様に大塚からセクハラ被害を受け、さらには倉野のセクハラ被害を見て見ぬふりをしてきた仲村綾子(遊井亮子)をはじめとした同僚たちの証言により、形勢は逆転。見事に勝利を収めた。
◆気色悪いセクハラの数々と、とんでもないセリフ
同エピソードではインパクトのある瞬間が多かった。まず何と言っても、大塚のセクハラが“絶妙”に気色悪い。話しかける際に倉野の肩にポンと手を乗せたり、「似合いますね。そもそも倉野さんの手、きれいだもんな」と言いながらネイルを褒めたり、手を握りながら頼みごとが書かれた紙を渡したりなど、ゾッとした。

