「ミス ディオール パルファン」が誕生 フローラルでウッディな“現代の”シプレー ノートを創造

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「ディオール(DIOR)」が、パフューム クリエイション ディレクター フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)氏による新たなフレグランス「ミス ディオール パルファン」を5月17日に発売する。価格は35mL 税込1万3200円、50mL 同1万8040円、80mL 同2万3100円(店舗限定展開)。ディオール 公式オンライン ブティックおよび一部店舗では15日から先行で取り扱う。

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 「ミス ディオール」は、「メゾン ディオール」が最初のファッションショーを開催したのと同じ、1947年に誕生。ムッシュ ディオールの妹であり、レジスタンス運動家、そしてフラワーウーマンであるカトリーヌ・ディオールの名前に由来し、「ミス ディオール」と名付けられ、センセーショナルなデビューを飾った。その後も、ディオール メゾンにとって“その時代の輝き”を映す香りとして、長きにわたって愛されている。

  クルジャン氏はこの香りの輝きにインスピレーションを受け、多面的で豊かなアコードが光る“彼の”ミス ディオールを追求。「絶えず進化しサプライズをもたらすのが、何よりもミス ディオールの魅力。センセーショナルなニュールックの誕生とともに生まれたこのフレグランスは、ある意味、絶えず変わり続ける運命を定められています。私は、ミス ディオールを時代を集約する香りとして想像しました」とコメントしている。

 歴史あるミス ディオールを新たな香りに創造するにあたり、クルジャン氏はジャスミンに注目。7月の夜明けとともに摘まれたジャスミンの花は、香りに欠かせないインドールを含み、グリーンでフローラルな香りを放つ。収穫後に秘密の抽出方法で素早く加工され、かつてのジャスミン エッセンスが持つ、ストロベリーやピーチ、アプリコットのような独特なフルーティ ノートと生き生きとした輝きを宿す。このフルーティなジャスミンを、新たなミス ディオール パルファンのシグネチャーとして据えた。そして、シプレー ノートの伝説的なフレグランスとして称されたミス ディオールにオマージュを捧げ、フローラル ノートとウッディ ノートが響き合い、花々と木々だけではなく、ワイルドストロベリーのグルマンな調べを合わせた現代のシプレー ノートを生み出した。フローラルでグルマンな香りが舞い踊るように広がり、フルーティな香りへと移ろう。センシュアルな花々に包まれ、アンバーのウッディな香りが豊かな記憶の余韻を残す。

 象徴的なシルエットのボトルは、フェミニンな魅力とともにオリジナルの“クチュール アイデンティティ”を強く反映。スーツのようにカッティングしたスマートなラインに仕上げ、ボトルの底と側面にアイコニックな千鳥格子模様を刻印し輝きを添える。フレグランスの首元に結ばれた「ダガー ボウ」は、フランスの老舗リボンメーカー フォール社のアトリエで、ラメの銀糸で織られたシルバー地のジャカード織りで仕上げた。新たにシルバーのファブリックで仕立てたラベルと調和し、洗練されたクチュール シックなスタイルにデザインした。

■ディオール:公式オンライン ブティック