森山大道が撮影したY-3 Atelier

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アディダスとヨウジヤマモトが、新コレクション「ワイスリー・アトリエ(Y-3 Atelier)」をパリで発表した。今年で協業21年目を迎えた両者による新たな表現として、最高峰と位置付ける服作りに取り組んだという。

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 ワイスリー・アトリエの第1弾では、山本耀司が手掛けてきたヨウジヤマモトの過去20年にわたるコレクションルックから厳選し、アディダスの機能的な素材を用いて約20点のアイテムを制作。コート、ドレス、トラックトップ、ジャケット、スカート、パンツなど、それぞれに象徴的なスリーストライプスがあしらわれ、アーカイヴが新たな形で現代に蘇った。

 製造はヨウジヤマモトが担い、熟練のクラフトマンシップによりアーカイヴを忠実に再現。フォーマルウェアを従来のシルクやウールからテクニカル素材に置き換えたり、通常のアディダス製品には用いない断ち切りの仕様を取り入れるなど、ルールを逸脱したコレクションに仕上がっている。

 ワイスリー・アトリエの発表にともない、第1弾のコレクションを展示・販売するポップアップをファッションウィーク期間中のパリにて3日間限定で開催。写真家 森山大道が渋谷の居酒屋「なるきよ」で撮影したヴィジュアルも展示されている。3月4日に行われたオープニングイベントでは、なるきよが特別に料理を振る舞った。

■Y-3 Atelier ポップアップ
期間:2023年3月2日、3日、5日 11:00〜19:00
場所:42 Rue de Sévigné 75003 Paris