「この人とは、同じ空間にいたくない……」。あなたの周りにも、怖くて近寄りがたい“威圧的な人”がいるのでは? この記事では、「威圧的な人」の弱点を徹底リサーチ! メンタルをやられてあなたの人生を台無しにされる前に、「威圧的な人との関わり方」をチェックしてみましょう。

威圧的な人との特徴と関わり方のコツ4つ

1.動揺しているところを見せない!

威圧的な態度をとる理由は、目の前にいる相手をコントロールしたいから。「1分でも早く主導権を握って、自分の想い通りに物事を進めたい」と必死に戦っているのです。

だから、相手が動揺していないと、「こんな威圧的な態度を取っているのにどうして?」「なぜ言うことを聞かないんだ?」と焦りを感じます。威圧的な人の思い通りにさせないためには、たとえ心外な言葉を浴びせられても、「いいですね」「そうですね」と冷ややかな態度を貫くことが大切です。

ただし、あまりにも塩対応をしていると、相手の怒りがエスカレートしてしまうことも……! 威圧的な人の言葉は真に受けず、淡々と必要な言葉を返しましょう。


2.意思表示をはっきりする!

相手が自分よりも低い立場であってほしいと願う威圧的な人は、常に否定的なことばかり口にします。どんなにいいアイディアを出しても、頭ごなしに否定されるのがオチです。絶対にできない仕事を依頼・提案をするなど、攻撃的な態度を取ってくるかもしれません。

でも、相手の言いなりになっているばかりでは、メンタルに支障をきたすこともあります。「できること」「できないこと」は、はっきりと意思表示することが重要です。

意思表示をする際のポイントは、威圧的な人に隙を与えに与えないこと! 絶対に言い返されないような対策を立てましょう。また、優柔不断な態度を一瞬でも見せると、つけこまれるのでくれぐれもご注意を!


3.期待に応える言動を心がける!

威圧的な人に対して、反抗的な態度をとってもムダ! 何としてもあなたに勝つために、倍返しのマウントをとってきます。残念ながら勝ち目はありません。

では、どうしたらよいのでしょうか? 威圧的な人に打ち勝つには、相手が求めている以上のことを返して「こいつ、意外とやるな」と思わせればよいのです。期待値を上回る成果物に、「自分も追い抜かされるのではないか」と焦りを感じるはずです。

初めからハードルを高くしすぎると、疲れ果ててしまいます。まずは期待にきちんと応えることから始めてみてはいかがですか?


4.怒りは誉め言葉で返す!

自分に自信がない威圧的な人は、周りから「尊敬されたい」「頼りにされたい」と思っています。でも、なかなか素直になれず、攻撃的な態度が先行してしまうため、周囲に敬遠されてしまいがちです。

だから、威圧的な態度をとられたときは「可哀想な人だな」「私に尊敬されたいのね」と受け止めて、積極的に誉め言葉を口にしてあげましょう。今までのイライラが嘘のように静まっていくはずですよ。

威圧的な人から自慢話が聞こえてきたら、誉め言葉を欲しているサイン。子どもの愚痴を聞いてあげるような感覚で、まずはじっくり話を聞いてみてはいかがですか? 思わず「よしよし」してあげたくなるような、威圧的な人の転がしポイントが見えてくるかもしれません。


まとめ

いかがでしたか? 今回紹介した「威圧的な人との関わり方」をおさらいすれば、ストレスが軽減するはずです。

ただし、どうしても対処できないときは信頼できる上司や友人に相談しましょう。誰にも話せずにストレスを溜め込むと、心身ともに悪化してしまいます。たとえ解決策が見つからなくても、話を聞いてもらえると精神的に楽になるはずですよ。