「大陸カレー(1日30食限定)」(950円)。巧みなスパイス使いが好評なカレーは豆やチキン、キーマの3種/スパイスカレー 大陸

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大阪では大阪市内を中心に、スパイスカレー店が急増中!そこで、和ダシベースの創作カレーやパワフルなスリランカ風カレーなど、見れば絶対食べたくなる大阪の最新スパイスカレー厳選6皿を紹介!

【写真を見る】築100年以上の家屋をリノベート。ポップなインテリアとの合わせ技がお見事な店内/スパイスカレー 大陸

■ 放浪店主が福島で再始動!世界が詰まった“次世代カレー”

「スパイスカレー 大陸」は、2013年に閉店した大阪・南森町の「スパイスカレーてん」店主・アチャコさんが、世界旅を経て福島で再始動したお店。南森町時代から人気のキーマカレーも進化し、計3種のカレーと、アフリカのクスクスやインド風炒め物など各国の味を盛り込んだひと皿は、その名も「大陸カレー」。「芥川珈琲」にて週に6日、ランチタイム限定で味わえる。

「大陸カレー(1日30食限定)」(950円)。巧みなスパイス使いが好評なカレーは豆やチキン、キーマの3種。10種の副菜が味のアクセントになるので、少しずつ混ぜて食べ進めよう!

築100年以上の家屋をリノベート。ポップなインテリアとの合わせ技がお見事な店内。大陸カレーの営業情報はTwitterの@akutagawacoffeeにて。

■ 和ダシ感がさらにプラス!副菜もたっぷりの新境地

「創作カレー ツキノワ」は、大阪・北堀江で間借り営業していた同店が3年ぶりに復活し独立。こだわりの和風ダシベースに華やかにスパイスが香る味わいはそのままに、副菜もさらにバージョンアップ!定番のチキンとキーマのほか、「イカ&アスパラ」「牛スジ&厚揚げ」など日替りも大好評だ。「魚介ダシも使ってみたい」と新作への意欲も満タン。

「チキンカレー ミニキーマトッピング」(1000円)。レンズ豆のカレーやマッシュポテト、ヨーグルトサラダに、素揚げしたナスなど副菜もたっぷりと盛られる。さらりとしたスープを吸った玄米も美味。

店は階段を上がって2階。モルタル塗りのカウンターや白壁に木目の床を合わせ、センスのよいUSED感が漂う店内。カウンター席のみ。最新情報はTwitter@tsukinowa_curryでチェック!

■ 強弱のあるスパイス使いとこだわりの燻製玉子が魅力!

食べ歩き、自分で作り、カレーにハマって約10年。「スパイス食堂 ニッキ」には、“みんなのごちそう”をテーマに、魚×ココナッツのスパイス使いもマイルドなタイプから、キリッとスパイスを効かせたカレーまで、老若男女が楽しめる定番は3種そろう。

「3種盛り+燻製漬け卵」(1300円)。「マトンとカシューナッツ」やココナッツミルクの甘味が染みた「サバとバジルのココナッツ」。さらにシナモンがビシッと香る「チキンマサラ」の全3種。燻製漬け卵は、醤油ダレで味玉にした卵を、サクラチップで軽くいぶしていて、食感は柔らかなまま旨味やコクが感じられる。

アメ色に光る木目にアラビアンランプがおしゃれな店内。1階路面店で入りやすい。売切れ情報などはTwitterの@nikki1001curryでチェック。

■ パワフルな味わいのスリランカ風!スパイシーな煮込み玉子も美味

「Bar e.i.」で週3日夜限定で提供していた、パワフルなスパイス使いの間借りカレー「tamu curry(タム カレー)」が昼営業をスタート。「ポルサンボル」というココナッツのふりかけや「ダル」(豆カレー)など、スリランカの副菜もたっぷりで、味わいも豊か。スリランカ産のスパイスを多用し、スパイスを直接ガリガリ食べてるイメージで作った「チキンマサラ」などが自信作。

「2種あいがけ+スパイス煮玉子」(1100円)。定番カレーのフィッシュは、ココナッツミルクの風味が美味なサバココナッツカレー。ビシッとスパイスを効かせたチキンマサラは週替りメニュー。人気のスパイス煮玉子は、半熟に茹でた玉子をクミンやスターアニスなどと共に漬け込みスパイシー。

金曜〜日曜の20時〜翌3時も同店でスパイスカレーを提供。売切れ情報などはinstagramのtamuooでチェック。

■ スパイスと旨味の合わせ技!素材使いの独創性にも注目

2015年から週末だけの間借り営業でスタートし、独立した「スパイスカリー て」。ソース全体にイカの旨味が染み渡るイカの塩辛×大根や、スパイスの辛味と梅肉の甘酸っぱさが絶妙なチキン×梅肉をはじめ、独創的な味わいが通の間でも評判に。

「3種盛+パクチーもりもり」(1100円)。定番の、イカの旨味が香る「イカシオカラ」とビシッとしたスパイス感が気持ちいい「ウメチキ」。さらに日替りの「アンチョビキーマ」の、豪華3種盛り。国産パクチーは「もりもり(+100円)」で。強弱のあるスパイス使いともしっかりマッチ。

不思議な造形の植物とアンティーク風の木目カウンターが、カフェを思わせる店内。スパイスの販売もしているので、気軽に問い合わせを。Twitter@spice_curry_te。

■ 優しく繊細なスパイス使いと旨味ダシが響く自由形

「はらいそ」には、“おいしい料理をカレーに”と、ホワイトシチューが食べたくてつくった「鮭とキノコのクリームカレー」など、発想自由なカレーが常時2種がラインアップ。魚介や和風など、旨味のダシも欠かさず、スパイス使いがマイルドなのも好評だ。

「鶏肉とパプリカのローマ風+パクチー」(850円)。鶏肉とパプリカをワインで煮込むイタリア料理からヒントを得た定番。国産パクチーを出す直前に刻んでトッピングするので、香りもフレッシュ!

ゆったりとした店内はテーブル席とカウンター席がある。営業時間や週替りカレーなどの詳細は、Instagramのparaiso.spiceでチェック。【関西ウォーカー編集部】