毎月使うのになぜこんなに高い!? 女性が生理用品購入にいくらかかってるの?

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もし女に生理がなかったら、どれくらい貯蓄できていただろう?と考えたことはありませんか? 毎月やってくる生理は、痛みや不快感だけではなくお財布にとっても負担になります。生理用品の購入について思うことを、社会人の女性に聞いてみました。

Q.毎月の生理用品購入にかかっている平均金額を以下より選んでください。
1位 500円以下 44.0%
2位 500円〜1,000円 36.5%
3位 1,000円〜1,500円 16.0%
4位 1,500円以上 3.5%

1,000円以下と回答した人が多い結果となりました。ではどのくらいの人が生理用品の購入を負担だと感じているのでしょうか。

Q.あなたは生理用品の購入に負担を感じていますか?
はい 43.5%
いいえ 56.5%

4割以上の女性が、生理用品の購入を負担だと感じているようです。それぞれの理由と生理用品の値段に関する感想を聞いてみました。

■負担に感じる

必需品なのに高い

・「正直、トイレットペーパーぐらいのお得さがないときつい」(25歳/電機/技術職)

・「消耗品で毎日たくさん使う割には安い金額ではないと思う」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「おりものが多いので、毎日使うので。絶対に使うものなのに高い」(34歳/その他/秘書・アシスタント職)

生活必需品の紙製品の中でも圧倒的な高さを誇る生理用ナプキン。どんなに機能性がいいと言われても、これだけ高ければ当たり前と感じる人も多いのでは? 頻繁に取り替える人にとっては決して安くはない出費になってしまいます。

負担になるのはお金だけじゃない

・「金額もそうだけど、かさばるので、買うことに対しての抵抗もある」(26歳/医療・福祉/専門職)

・「肌に優しいものと考えると高すぎる」(25歳/医療・福祉/専門職)

生理用ナプキンの使用は肌に少なからず負担になります。また経血の量が多い人は大きめのナプキンを使用することも多いでしょう。お財布だけの負担のみならず、肌や持ち運ぶ際の手間、保管場所など、仕方ないことはわかっていても多くの負担を強いられるのも現実です。

■負担に感じない

必要経費だから

・「月に一度のことだし女性なら誰でも必要な出費だからなんとも思いません」(23歳/その他/その他)

・「ないと困るという必需品だから買うことを苦に思ったことはない値段も安いと助かるがそんなもんかという感じ」(27歳/情報・IT/事務系専門職)

お金はかかるけれど、生理をなくするわけにはいきません。生活必需品なので必ず必要なものとして予算を見ておけば、それほど負担に感じることはないのかも。毎月の習慣だと思って特に意識していない人も多いようです。

買い方を工夫しているから

・「できるかぎり特売のものを購入するようにしているので、あまり負担に感じない」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「ネットで買う事が多いので、家まで届いて手軽だから。値段は今と変わらなければ、負担には感じない」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

消耗品だからこそお得に買いたい、少しでも購入時の負担を軽減したい、そんな人は買い方を工夫してみましょう。生理が始まって慌ててコンビニで購入することが当たり前になっていては当然高くついてしまいます。セールでまとめ買いして携帯する癖をつければ、無駄な費用を抑えることができます。

■終わりに

生理用品は販売店や銘柄によって価格が大きく違う商品でもあります。工夫すれば今よりもぐっと購入費用を抑えることもできるかもしれません。高いからといってケチって肌トラブルを起こしては本末転倒です。生理用品の購入は確かに負担ではありますが、健康と衛生のためにも極度な節約は避けた方がいいかもしれませんね。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2016年1月にWebアンケート。有効回答数171件(22歳〜34歳の働く女性)
※画像はイメージです