650個のピザ宅配ボックスを集めたピザマニア男性「ナンバー・ワンはインドのピザボックス」

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ニューヨーク州ブルックリンに住むスコット・ウィーナー氏は、ニューヨークのピザ・ツアーを率いる傍ら、ピザ業界誌への寄稿に加えピザの箱に関する著書(Viva la Pizza!: The Art of the Pizza Box)も出しているという自他共に認めるピザのスペシャリスト。

世界45カ国、650個のピザボックスを収集したというツワモノです。

彼自身がアメリカとイタリアを旅行している間に始めたというボックス・コレクション、その後友人や知人が世界中から箱を送ってくるようになったとか。

ウィーナー氏は「ピザの箱の抱える問題はいくつかある。移動中にピザにダメージを与えるものであってはならず、温度を保ちながらかつピザのクラストが柔らかくならないよう湿気を逃さなければならない」と力説。そんな彼のリストの中で、1位に輝いたのは、インドのピザ屋「Juno’s」のボックス。

ダンボール紙の一部に湿気を逃がすための薄い部分を設けた「VENTiT」というパッケージを使用しており、中で蒸れない一方で暖かさを保てるとか。その他、彼のコレクションの中にはニュージーランドの「Hell’s Pizza(地獄のピザ)」の棺おけ型(!)のピザボックスや、“世界一大きい宅配ピザ”を謳うロサンゼルス「Big Mama’s and Papa’s Pizzeria」の54平方インチ(約348インチ)、初音ミクが描かれたボックスなど、数々の珍コレクションが!

それにしても、厳しい住宅事情下にある大都会ニューヨークのアパートの中に、650個のピザボックスがぎっしりつまっているかと思うと、彼の部屋を拝見してみたいものです…!

参考:
Where does the perfect pizza box come from? Try India
http://www.pri.org/stories/2014-02-05/where-does-perfect-pizza-box-come-try-india