1日に22時間寝る女性の生活とは

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イギリスに住む20歳のかわいらしい女性であるべスさんは、クライン・レビン症候群を患い、1日に22時間の睡眠を必要とする日も少なくありません。

傍から見ると実在の「眠れる森の美女」といったロマンチックなイメージですが、実際の生活は壮絶なようです。

イギリスには、40名ほどの患者がいるといわれていますが、その多くが男性で、未だに原因もその治療の方法もわかっていません。

彼女は16歳の時にこの症状を発症し、それ以来、普通の生活がおくれない日々を過ごしています。彼女の母親は、看病のために仕事を辞め、いつも彼女に寄り添っています。母親によると、「起きている間には、いつも同じテレビを繰り返し見ている」とのことです。

彼女の願いは、「起きている間に少しでも生産的なことをすること」だということで、ユーチューブに自分の動画をアップロードするなど、社会との関わりを少しでも作る取り組みをしています。

原因も究明されていないこの難病。映画などで、神秘的な病気として取り上げられることもありますが、現状は、本人も家族にも、かなり壮絶な辛い症状を伴っています。

参考リンク:
Meet a real-life ‘Sleeping Beauty’ who sleeps 22 hours a day
http://nypost.com/2015/01/07/meet-a-real-life-sleeping-beauty-who-sleeps-22-hours-a-day/