“大食い王”準優勝の美人女子大生と″爆盛り″から揚げ「銀河定食」を食べてきた
ユーザーから投稿された「キニナル」情報を検証すべく「はまれぽ」が体を張って調査!
今回のテーマは…
<横浜のココがキニナル!>
ミス鎌倉でテレ東の「元祖!大食い王決定戦」に彗星のごとく現れた神奈川大学の学生「桝渕祥与さん」が激しく気になる。普段の食事はどのぐらい食べてる? 体型維持のために何かしている?(白丸さんのキニナル)
山岸怪獣から久しぶりに電話がかかってきた。電話をとると「あー! お疲れ様っすぅー! クドーさんちょっと頼みごとがあるんですけどぉ〜・・・元ミス鎌倉の女子大生に取材しません? クドーさん鎌倉の女の人好きでしたよね〜」
鎌倉の女性は確かにいい。そして女子大生。それもミスをまとった女子大生に取材とは、いい仕事がまわってきた。何かサムシングが頭をかけめぐりそうな脳内。日取りを確認し、大丈夫な旨を怪獣に伝えると「では、3kgくらい食べる大食い対決なのでよろしくでーす」
釣られた。
■大食い王決定戦準優勝の女子大生「桝渕祥与(ますぶちさちよ)」さん
テレビ東京の人気番組「元祖!大食い王決定戦(2014春)」内での企画「爆食ニューヒロイン誕生戦」で準優勝に輝いた、元ミス鎌倉の桝渕祥与(ますぶちさちよ)さん。神奈川大学に通う現役の女子大生。その食べる量や様相、パーソナルから普段の食事など諸々、お伺い。
雨の平日午前、待ち合わせの東急東横線・白楽駅へ。
スラッとした背格好に可愛らしい服を着た桝渕嬢が登場。
横須賀市在住で神奈川大学4年生の桝渕嬢と早速大食い対決の店へ。
よく聞く話だが、痩せている。大食いの人は痩せているというやつ。不思議な話。
大食い対決の舞台は六角橋の「あげ市」。以前大食い企画ではまれぽ編集部がおじゃました「えぞや」が今年4月にリニューアルした新店。食べるメニューは何か。店に着くと貼られてあったメニューを見て、あきらめ笑いというか、変な笑いがこぼれた。
「銀河定食」。銀河ってね。レアルマドリードみたいに言うね。銀河って、高原ビールは好きやけど・・・この量、賞味で4kgはありそう。怪獣の話より多い。なんとなく、こっそり帰ろうとしたら「ちょちょちょちょちょちょちょ!!!」と怪獣に気づかれた。
店内に入り、銀河対決の準備が整うまで、桝渕嬢へインタビューを。
好きな食べ物は肉。肉系。ハンバーグが大好きで、だいたい30枚くらいは食べれるという。
「30?」「はい! 30です!」
かわいい顔してバーグ30もいく桝渕嬢の驚きの発言はまだ続く。
「この前回転寿司で40皿食べてまだ足りなかったので、帰りにラーメン大盛りいきました」
「食べても食べても、なんか足りなんですよね(笑)」
「常にお腹空いてるんですよ。いっぱい食べても、ちょっとしたらすぐ空腹ですね」
「自分はひょっとして人より多く食べるのかな」と桝渕嬢が気づいたのは高校生のころ。特別なキッカケもなく「気づいてみたら、私って食べるな」と思った模様。
「ジュシャアアアア」と唐揚げ調理開始の音が聞こえてきた。
基本、「基本として」1食あたり米は3合食べるという桝渕嬢。それに見合うおかずなども食べ、ただそれで終わることはあまりないともいう。
そんな桝渕嬢を見てお母さんが「あの大食いの番組出てみたら」と言ったのがきっかけで「元祖!大食い王決定戦」へ出演。さらりと準優勝に輝いた。本人は敗因を「食べるのが遅いんです私」と述べる。「じゃあタイムトライアルなしなら勝てた?」と尋ねると。
「量だけなら・・・たぶん・・・ていうか、お腹空きましたね!」
天真爛漫である。ファニーなガールである。嫌いな食べ物がないというのもとても好感が持てる。中高時代はバレーボール部に所属。体型を維持するために何か特別に意識していることはないという。
ミス鎌倉になった経緯は、父親が桝渕嬢の写真を携帯の待ち受け画面にしていて、それを見た父親の仕事関係の知人が「応募させるべきだよ」と言ったのがきっかけ。いい思い出になったという。
ぼちぼち揚がってきました。
香ばしいにおい、漂ってます。テンションが、えら上がりです桝渕嬢。
銀河がやってくるぞー
ぼちぼち、かわいい怪物女子大生と対決と参ります。
■食べる食べる食べる! 大食い界の彗星
盛りが、とにかくすごい銀河。まずは唐揚げ2kg。約50個。
そこに手羽先10本(塩・タレ各5本)と丸鶏の半身揚げを乗せ、完成。
銀河定食(5980円)の完成。これにご飯1kgと大きなお椀の味噌汁に香の物と大根おろしがつく。
銀河。どこかサグラダファミリアも感じる。
銀河。総重量(たぶん)4kg越え。
桝渕嬢それを見て笑顔。
クドー(筆者)の分もきました。
それでは、六角橋「あげ市」の銀河定食で完食をかけた、元ミス鎌倉vs少女時代が好きな独身の大食い対決。
いただきます。
桝渕嬢、ガシガシいくねえ。
とにかく、笑顔で鶏をかたっぱしから味わう桝渕嬢。粗末に食べはせず、しっかり味わい、ある種丁寧に食べ進めていく。「早く食べましょうよ!」と言われたので、こちらもいただくことに。
この唐揚げが実に・・・美味い。さっくり、実にさっくりと揚がった衣と、肉汁あふれるふわりとやわらかい肉の食感。少し濃いめの味付けが、ごはんにぴったり寄り添う。美味いので、箸がすすむ。しかしそれ以上にすすむ桝渕嬢。
開始から約10分、順調に箸がすすむ桝渕嬢とクドーですが、36歳の独身は見事にペースダウン。箸が、重たくなってくる。その後は・・・食べる、食べる・・・止まる。
ペースが落ちることなく、一定のペースで食べる桝渕嬢。それからも・・・食べる、食べる・・・
だんだん減ってきた。
クドーはこの時点でギブアップ。30分ほどのチャレンジで唐揚げ10個・手羽先1本・半身揚げ少々・ご飯550グラムという結果。ちょうど、あげ市で提供されている「デカ盛り定丼(980円)」分くらいは食べたとお店の方からのご報告。
まだまだ食べ進める桝渕嬢。
「まだきつくないか」尋ねてみた。すると返答は「アイスクリーム食べたいです」。
アイスを食べると、また食欲がわくとのことなので、買ってきてあげました、アイスクリーム。終始笑顔だ。
少しばかり休憩をいただいていると中から「クドーさーん!! 終わりそー!!」と編集の方の怪獣の声。店内に戻ると、なんとあと2個。
最後の1個をたいらげ、約1時間で完食!
「これ(銀河定食)食べきった人、初めてだよ。すごいお嬢ちゃんだね(苦笑)」と、あげ市の大将小林さん。約4kgの銀河定食を完食した桝渕嬢に、どれくらい満腹か聞いてみた。返答はこちら。
「けっこうお腹いっぱいです。学校行ってきまーす!」
げっぷ。
■取材を終えて
とんでもない逸材に出会ったような気がした。空気が、違うというかなんというか。
桝渕嬢は、終始、笑顔で大食いを敢行。それも、彼女にしてはただの食事。
とにかく、見ていて気持ちよかったのと、単純に、すごかった。
取材協力
あげ市
住所/横浜市神奈川区六角橋1-8-21
電話/045-432-1129
営業時間/12:00〜22:00
定休日/第一・第三・第五水曜日
※本記事は2014年7月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。