自律神経を整える


ツボ押しで痩せルート開放!「デトックス」のツボ

※イメージ写真

脂肪やむくみをドバドバ流して、「痩せ」にアプローチするツボがあることを知ってますか? 目的にあわせたツボ押しで体のめぐりをよくすることで、滞りが解消されて見た目もスッキリ!さらに「痩せやすい体質」を目指せるそう。しかも1日1分、好きな時間に自分で押すだけ!

自身も産後痩せに成功し、インスタグラムで「痩せるツボ」を発信する鍼灸師はなももさんが、ダイエットしたい人におすすめのすごいツボを教えてくれます。

※本記事ははなもも著の書籍『1日1分マネして押せば、体が変わる! ダイエットに効くすごいツボ』から一部抜粋・編集しました。

体の余分な水分や老廃物を日々、スムーズに排出できる体を取り戻すことが、痩せるための準備です。「便秘解消」のツボで滞りをケアしたら、「めぐりUP」のツボで栄養をめぐらせ、「燃焼促進」のツボで気力を高めることが大切。

■燃焼促進のツボ

燃焼促進は、自律神経からアプローチします。自律神経には活動モードを司る交感神経と、リラックスモードに導く副交感神経があります。この2つの神経のバランスが乱れると、ダイエットにおいては、代謝の低下、食べ過ぎ、消化機能の低下といった不具合が出てきます。自律神経を整えることで脂肪の燃焼が促され、太りにくい体づくりにつながります。

■失眠(しつみん)、安眠(あんみん)、百会(ひゃくえ)のツボが効く!

失眠(しつみん)


安眠(あんみん)


百会(ひゃくえ)


■失眠(しつみん)

失眠はかかとの真ん中にあるツボです。古くから睡眠改善のツボとしても使われていて、寝る30分から1時間前に押すと質のいい睡眠のサポートになります。かかとは指の腹だとしっかり押しにくいので、指の第二関節を使うのがおすすめです。

失眠はかかとの真ん中にあるツボ


☆こんなときにも!☆

□不眠

□冷え

□むくみ

【見つけ方】

かかとの中央

かかとの中央


【押し方】

人差し指の第二関節で押す

人差し指の第二関節で押す


かかとは皮膚が硬いので人差し指の第二関節でしっかりと押す。痛気持ちいい強さでグリグリとねじ込むように3秒間押す、緩めるを1〜5回繰り返す。反対の足も同様に。

■安眠(あんみん)

耳の後ろのくぼみから真横にいった生え際にこのツボはあります。副交感神経のスイッチをオンにして、リラックスモードにしてくれるツボ。その名の通り、安眠に誘います。

リラックスモードにしてくれるツボ


☆こんなときにも!☆

□寝付きが悪い

□リラックスしたい

□首肩のハリや凝り

【見つけ方】

1 耳の後ろのへこみを探す

2 耳の後ろのへこみから真横にいった生え際

耳の後ろのへこみから真横にいった生え際


【押し方】

中指を押し込むように押す

中指を押し込むように押す


中指の腹で押し上げる。痛気持ちいい強さで3秒押してゆっくり離す。左右片方ずつでも両方同時に行ってもOK。1〜5回行う。

■百会(ひゃくえ)

百会は頭のてっぺんにあると思われがちですが、実はそれより後ろ。耳を倒して尖ったところの延長線上にあります。「百」の経絡が「会」する場所なので1点でいろいろな作用が得られます。

耳を倒して尖ったところの延長線上にあります


☆こんなときにも!☆

ストレスがある

便秘や下痢

□不眠

【見つけ方】

1 耳をふさぐように倒して一番耳が尖る場所を確認

2 左右の耳の尖ったところから延長線上にある頭部中央

百会(ひゃくえ)の見つけ方


【押し方】

中指の腹で垂直に押す

中指の腹で垂直に押す


中指の腹で垂直に押す。痛気持ちいい強さで3秒間押してからゆっくりと離す。1〜5回行う。グリグリ押さない。

◆著者/はなもも

15年以上の経験をもつ鍼灸師。2児の母。出産後、自身が9キロのダイエットに成功した経験をもとに、「痩せスイッチを入れるツボ押し」についてInstagramでの発信をスタート。実践すれば、冷え・むくみゼロのやせ体質になれると好評を博している。

著=はなもも/『1日1分マネして押せば、体が変わる! ダイエットに効くすごいツボ』