ディナー&バータイムを満喫。パフェも素敵な【コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル】
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2023年11月にリニューアルした銀座6丁目の【コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル】。1階にあるレストラン、オールデイダイニング「RISTASIX(リスタシックス)」もオープン。今回はディナーに加え、地下1階にあるバー「光琳(こうりん)」のドリンクとフォトジェニックなパフェも紹介します。
工夫を凝らした数々のアラカルト
フレンチや和食、東南アジアなど、さまざまな要素が混ざりあうカラフルで美味しい料理は、どれも試す価値アリ。今回は多彩なアラカルトメニューに加え、世界最大のホテルチェーン、マリオットグループに基本レシピを指定される「マリオットバーガー」もチョイスしました。
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▲ディナーはテーブル席やボックス席、カウンター席を用意します
「リスタシックス」にはカクテルやミクソロジーも用意。写真左の「スモーキーパイナップルミュール」は、モスコミュールをベースに、スモークオークのいぶし香とジンジャービアーのキレと刺激を楽しめるカクテルです。もう一方の「アジアンクラフトコークハイ」は、ライムジュースとシュガーシロップを使い、コーラを使わずコーラの味がするトリッキーな一杯。お食事前の余興としてもおすすめです。
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▲ホテルのシグネチャーカクテル、「スモーキーパイナップルミュール(左)」と「アジアンクラフトコークハイ」
料理はレストランの名前を冠した「RISTASIXサラダ」でスタート。野菜の他、アボカドやシュリンプ、トマトなど彩も鮮やかで、盛り付けも大胆!野菜はシャキシャキした歯ごたえがあって、とっても新鮮。美味しいオリエンタルソースでいただきましたが、野菜そのものも美味。時期によっては東京野菜も使われます。
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▲初めの一皿「RISTASIXサラダ」。店名の焼き印も映えます
「魚介のカルパチョ」は、季節や仕入れによって素材も変わります。この日はソデイカで、香りを楽しめるよう茹でずに表面をバーナーで炙っています。オリーブオイルと控えめなソース使いで、ソデイカならではの甘味とねっとりとトロける食感を堪能しました。
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▲この日はソデイカを使った「魚介のカルパッチョ」
次にいただいた「TOKYO SATE(東京サテ)」は、リスタシックスのシグネチャーメニュー。サテとはインドネシア発祥の串焼き料理のこと。日によって素材が異なりますが、この日は「鶏肉」と「つくね」と「東京野菜」の3本がグリルに乗って運ばれます。コクがあってスパイシーなつくねや、ジューシーな東京野菜などで、2種類選べるソースは和風と茄子をチョイス。特に茄子のソースは焼きナスに練りごまを混ぜた予想を超える美味しさ。素材を引き立てるさりげない味付けです。
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▲「SATE 3種盛り合わせ」
一度試しておきたいのが「マリオットバーガー」。マリオット・インターナショナルの決められたレシピを満たすことで名乗れるハンバーガーで、「リスタシックス」の1番人気のメニューです。180gの牛肉100パーセントのパテと厚切りベーコンは、焼き加減をオーダー可。チェダーチーズとトマト、レタスが加わり、ボリュームも満点です。素材を活かしたシンプルな味わいで、ケチャップとマスタードをたっぷりかけていただくアメリカンスタイル。ビッグサイズのピクルスと、たっぷりのポテトが添えられます。海外のゲストにも人気でした。
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▲人気メニューの「マリオットバーガー」
デザートでは、日本酒を使った「酒粕アイス獺祭スパークリングジュレ」に注目です。酒粕アイスクリームはほんのり甘く、酒粕の柔和な風味と獺祭のスパークリングを使ったジュレは、サッパリと軽やかですが、淡いコクもプラス。〆におすすめのスイーツです。
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▲贅沢なデザート「酒粕アイス獺祭スパークリングジュレ」
こちらも和心を感じるデザートです。「白味噌と和三盆のブリュレ」は、フワトロの食感に白味噌とクリームをゆっくり火入れすることでチーズのような風味と奥深い味わいに。バーナーで炙ったキビ糖の香ばしさも加わり、食後のコーヒーとの相性も抜群です。
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▲日本伝統の味が加わる「白味噌と和三盆のブリュレ」
昼と夜の顔をもつ銀座の隠れ家的バー「光琳」
ホテルの地下1階には、知る人ぞ知るバー「光琳」があります。12時から20時までは日本茶メインのカフェとして営業。18時から23時30分(LO23時)は隠れ家的なバー。さらに18時から20時までなら、お茶もお酒も両方楽しめます。アルコールのお茶割りやここでしか飲めない特別なビールなど、訪ねておきたいお店です。お茶カフェは無休。バーは日曜祝日が定休日です。
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▲ナイトタイムのバー光琳
昼間の時間はお茶を使った独創的なメニューを提案する恵比寿の「イナリティ」とコラボ。鹿児島の知覧で栽培されるお茶「あさつゆ」は、出汁を思わせる濃厚な旨味や甘味が感じられます。
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▲コクが際立つ知覧茶「あさつゆ」。赤い前掛けをした狐「イナリティ」のシンボルです
バー光琳だけでしか飲めない特別なビールもあります。蔵の町として知られる埼玉県川越市にあるコエドブルワリーが作る「COEDO ジャパニーズ ペールエールドラフト」は、日本では販売していない輸出専用のビール。柚子とお米を使って風味をつけ、シトラスのフレーバーと控えめな苦みに、お米の甘味をほんのり感じる飲みやすいビールです。ビールファンなら試しておきたい一杯です。
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▲ここでしか飲めない「COEDO ジャパニーズ ペールエールドラフト」
「ウイスキー茶割り」もイナリティならではの製法です。熱々の淹れたてのお茶を特殊な機械で瞬間冷却し、ウイスキーを割ります。冷やしたお茶を急須でグラスに注ぐところも、バーでは珍しい光景。こうした特別感も「光琳」の醍醐味です。
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▲急須で作るカクテル
アイリッシュウイスキーの「ティーリング スモールバッチ」を、日本茶の原型と言われる釜炒り茶で割っています。ウイスキーのスモーキーなフレーバーに、爽やかで香ばしいお茶の風味が加わり、マイルドですっきりとした味わい。とても飲みやすかったです。
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▲「ウイスキー茶割り」
フォトジェニックすぎるパフェ
「光琳」の隠れた名物がフォトジェニックなパフェ。この日はトッピングに真っ赤な苺とバラの花が使われます。中は抹茶やクリームなどが層になっていて、あえて見せないグラスを使うのもこだわりのひとつ。中を想像しながらいただくミステリアスなパフェでした。
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▲抹茶といちごのパフェ
苺を受けとめる白いクリームはフロマージュブランとマスカルポーネを使い、淡い甘味をプラス。中の抹茶クリームは福岡県の八女茶で、色も濃くて旨味もたっぷり。隠し味に和山椒も使われ、ほんのり刺激を感じます。抹茶のアイスと苺の甘酸っぱさが絶妙で、クリームの滑らかな口どけやカリカリのクランブルなど味わいと食感も多彩。和心に触れる技アリのパフェでした。
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▲トッピングはその時々の旬のフルーツを使うので、季節を変えて何度でも訪れたくなるお店です
【コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル】にあるオールデイダイニング「RISTASIX(リスタシック)」とバー「光琳」。どちらも攻めたメニューを楽しめます。今までと少し違う。銀座の新しい味を試してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:コートヤード・マリオット銀座東武ホテル https://www.marriott.com/ja/hotels/tyocy-courtyard-tokyo-ginza-hotel/overview/>