「会社がやばいのかそれとも私が無能なの?」
社会人一年目で仕事を3回辞めた。業務がきつくて、人間関係もうまくいかない辛い日々……。
これは社会にもまれる、違和感だらけの労働奮闘記!

仕事を辞めた話 45話

「お疲れ様でした」
それだけ言って、社長はバタン! と扉を閉じて戻っていきました。
しばらくすると同じ場所に森田さんが荷物をまとめて現れて、事務連絡だけ伝えて同じように立ち去ります。
なつもりさんは制服姿のまま外に放り出され、その瞬間から無職になってしまいました。

ショックながらも状況を受け入れ、その後は淡々と手続きを終えてまた新たに就職活動を始めたなつもりさん。
履歴書には、1社目3カ月、2社目が1カ月という職歴を記入します。
「こんな経歴で就職できるのだろうか…」
それはまた別の機会に明らかになるようです。
(なつもり)