【11月8日 #いいパートナーシップの日】良好な関係の秘訣は“情報共有”!?
家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供するスマートバンクはこのほど、20代〜60代の男女893名を対象に、パートナーとの情報共有に関する実態を調査しました。
同社が提供する、パートナーと家計を共同で管理できる「B/43ペアカード」は、共有しにくいお金に関する情報を、簡単にふたりで一緒に確認できることから、多くの支持を得ています。
今回は、11月8日の「いいパートナーシップの日」に合わせ、パートナーとの情報共有がふたりの関係にどのような影響を与えるのかを明らかにし、いいパートナーシップ構築へのヒントを探るべく調査を実施しています。
■パートナーと良い関係である人の約9割が、情報共有を行っている
まず、現在のパートナーとの関係性についてたずねたところ、「とても良い関係である」と「良い関係である」が合わせて87.4%、「あまり良い関係ではない」と「全く良い関係ではない」が合わせて12.6%でした。
続いて、パートナーとどのような情報共有を行っているかたずねたところ、何かしらの情報共有を行っている人が85.7%、「パートナーと情報共有をしない」と回答した人が14.3%でした。
情報共有の有無が、パートナーとの関係性にどのような影響を与えているか明らかにするためクロス分析を行ったところ、パートナーとの関係性について「とても良い関係である」「良い関係である」と回答した人の89.1%が何かしらの情報共有を行っていると回答。
一方、「あまり良い関係ではない」「全く良い関係ではない」と回答した人のうち、情報共有をしていると回答した人は61.6%にとどまりました。
パートナーとの関係性について良い関係だと感じている人の方が、積極的に情報共有を行う傾向がわかりました。
■共有している情報が多い人の方が、パートナーと良い関係であると回答
パートナーとの関係性について「とても良い関係である」「良い関係である」と回答した人が共有している情報数をカウントしたところ、平均2.7という結果に。
一方、パートナーとの関係性について「あまり良い関係ではない」「全く良い関係ではない」と回答した人の情報共有数は、平均1.2でした。
より多くの事柄に関して共有を行っている人ほど、パートナーとの関係性が良いと感じている人が多いことがわかりました。
■パートナーと良い関係である人が共有している情報、全年代1位は「スケジュール」
パートナーとの関係性について「とても良い関係である」「良い関係である」と回答した人が、どんな情報を共有しているかをたずねたところ、全年代とも1位は「スケジュール」でした。
2位は、20代のみ「日々のお金の支出」に。ほかの年代は「家族・交友関係」と回答。3位以降は各年代ごとにばらつきが出る結果となりました。
Z世代においては「生理・排卵予定日」を共有しているという回答が28.9%、そのほかの世代は15.2%。
Z世代は「生理・排卵予定日」を共有している人が他の年代と比較して13.7ポイントも高く、共有しづらいと思われがちな生理に関する情報について共有するハードルがほかの世代よりも低いことがわかりました。
■パートナーと良い関係の人が使っている情報共有サービス、トップは「スケジュール」
パートナーとの関係性について「とても良い関係である」「良い関係である」と回答した人が情報共有のために使用しているサービスは、「スケジュールの共有(Timetree、Googleカレンダーなど)」が33.5%と最多に。
「お金の情報共有(マネーフォワード、Zaim、OsidOri、B/43など)」が21.4%、つづいて「お買い物リストやメモの共有(LINEのnote機能、TODOリストなど)」が19.6%という結果となりました。
■共有をする/しないで、関係性に影響を与える情報1位は「日々のお金の支出」
パートナーとの関係性について「とても良い関係である」「良い関係である」と回答した人と「あまり良い関係ではない」「全く良い関係ではない」と回答した人で、関係性に差分が表れた情報は、「日々のお金の支出」が差分12.6ポイントと最も大きく、「総資産」が12.5ポイント、「スケジュール共有」が11.7ポイントという結果となりました。
■お金の管理を「ふたりでしている」と回答した人は20代が最多
「パートナーとのお金をどのように管理していますか?」という質問では、「ふたりで管理している」という回答が36.4%、「彼女または妻が管理している」が33.3%、「彼氏または夫が管理している」が10.7%、「お金の管理はしていない」が19.6%でした。
年代別でみたところ、20代の「ふたりで管理している」と回答した割合は40.8%と、ほかの年代よりも7.24ポイントも高い結果となりました。
また、年代が上がるにつれて「彼女または妻が管理している」割合が高くなっており、“家計管理は女性が担当する”といったジェンダーに関わる価値観が表れていると考えられます。
令和2年には68.4%が共働き世帯となり(*)、男女共にお金を稼ぐことが当たり前の時代になりました。今回の調査から、年代が下がるにつれて「彼女または妻が管理している」という割合は減り、「ふたりで管理している」割合が高くなっていることから、若い年代ほどお金に関してパートナーと対等な関係を築こうとしている傾向がみられました。
すれ違いをなくすためにもお互いの情報を共有することが重要なのかもしれませんね。パートナーとの関係を良好に築きたい方は意識してみてはいかがでしょうか。
(*)出典:「男女共同参画白書 令和3年版」
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r03/zentai/pdf/r03_genjo.pdf
■調査概要
調査方法:WEB アンケート
調査対象:20〜60代の全国の男女
有効回答数:893名
調査実施日:2022年9月30日〜10月1日
調査主体:スマートバンク
(エボル)