「私は幸せだよ……」自分の人生に満足しているはずなのに、なぜだろう……。
嫉妬したり、羨んだり。結局はみんな、ないものねだりなんだ。
女性の生きづらさ・心の葛藤を、インスタグラムで人気のゆき蔵さんが描きます。

ないものねだりの女達 Vol.258

母の美代さんと高校生の美月さんの間には、深い溝がありました。
「美月があの年齢の頃は俺の両親が育てたようなもの」
夫の一言に、全部自分のせいにされたと感じ、美代さんは卑屈な態度になります。
一方、美月さんは……?

母とぶつかって夕食を食べ損ねた美月さんに、父が差し入れします。
「お母さんが気にかけてくれたことなんて1回もない」
美月さんは父のおにぎりを食べながら、母への複雑な思いを明かします。
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(ゆき蔵)