取引先からの印象アップ。“できる営業マン”が愛用する文房具3つ
新型コロナウイルスの影響も少しずつ落ち着きつつあり、営業の皆さんも外回りが増えたのではないでしょうか。久々の外回りで身の回りの文房具に使いづらさを感じている方もいるでしょう。そこで今回は、営業力アップに役立つ文房具を紹介します。
■ホルサッククリアーホルダーファイル/キングジム
営業の方が必ず持っている物、それはクリアーホルダーです。自社製品の資料などを紙に印刷しクリアーホルダーに入れて取引先の方にお渡ししますよね。一日で複数社まわったり、製品資料がいくつもあったりすると、どの資料をどなたに渡すのかとっさに分からなくなって慌てた経験もあるでしょう。
クリアーホルダーは資料を分ける際は便利なのですが、複数枚重なるとそれぞれの中身を確認しづらくなるという難点があります。
そこで活躍してくれるのが、この「ホルサッククリアーホルダーファイル」です。
一見、一般的なクリアーファイルに見えますが透明ポケットがない形のファイルです。ファイルの上部にはツメがあり、クリアーホルダーの上部をひっかけて差し込みます。資料を入れた状態のクリアーホルダーをファイルするツールなんです。
クリアーホルダーを一冊ずつファイルしてノートのページをめくるように管理できるので、取り出したいクリアーホルダーを見つけやすく、中の資料を確認しやすいのが特長です。ぱらぱらっとファイルをめくって、スマートに取引先の方に資料をお渡しできますね。
価格:6枚収納 500円、12枚収納 660円
■フィラーレef/ゼブラ
営業という仕事は外部の方とお話する機会が多く、取引先にとって「会社の顔」です。商談でメモを取る時にはボールペンも「会社の顔」らしく格好がつく物を持ちましょう。
日本で販売されているボールペンは安価なものでも質がよく書きやすいので、お店で目に入ったものを手に取るだけでも十分に使うことができますが、ファッションの一部として選んでみると楽しさが増えます。
フィラーレefは金属製で高級感があり、ノック式なのですぐにメモを取ることができます。インクは油性でも水性でもないゼブラ独自開発の「エマルジョンインキ」です。エマルジョンインキは油性ほどの固さがなく滑らかな書き心地ですが、水性ほどの滲みもない扱いやすいインクです。
価格も1,500円と手に取りやすいのも魅力ですね。取引先によっては相手が持っている物よりも高価な物を持つと失礼にあたる場合もありますから、高すぎず安すぎない価格は場所や相手を選ばず使いやすいですよ。よそ行きの一本にぴったりです。
価格:1,500円
■CARDRIDGE dünn/ロンド工房
最後に、社会人であれば誰もが一度はひやっとしたことがある「名刺切れ」を助ける「CARDRIDGE dünn」です。営業で必須の名刺交換ですが、人はミスをするものです。名刺入れを忘れたり、名刺の補充を忘れたりしてここぞという時に手持ちを切らしてしまったことはあるでしょう。
ミスはつきものですがミスをどうフォローするかが社会人です。「名刺入れを忘れない!」と心に誓うのは簡単ですが、忘れることを前提に準備しておけばいいのです。
CARDRIDGE dünnは超薄型の革製名刺入れ。Dünnはドイツ後で「薄い」を意味する言葉で、その名の通り薄さはなんと1mmです。予備の名刺を5枚程度入れてお財布や手帳に忍ばせておくためのツールです。
予備の名刺をお財布に入れている方は少なくないと思いますが、いざ予備を渡そうと思ったら名刺の角が折れていたり、謎の黒い汚れがついていたり、先方にお渡しするには失礼な名刺になっていることもあります。CARDRIDGE dünnは欠けや汚れを防いできれいな状態を保ってくれます。
名刺交換では名刺入れを枕にして相手の名刺を受け取るマナーがありますが、汚れ防止のカバーとしてだけではなく枕の役割もしてくれるのはありがたいですね。
人間は忘れっぽい生き物です。予備さえ切らすこともあるでしょう。しかし、ふたの合わせ部分から少し中身が見えるようになっているため、残量チェッカーとなり名刺の残りがないことにも気づけるようになっています。
CARDRIDGE dünnは革ですが、CARDRIDGE PROなどの紙タイプは一枚500円と安価ですから試しやすくていいですね。
価格:2,530円
■もどかしいことは文房具で解決
文房具周りで「こうなればいいのに」ともどかしく思うことがあれば文具店で店員さんに聞いてみてください。皆さんが思うよりも文房具は日々進化しています。今回紹介した文房具以外にも、皆さんのお仕事をサポートしてくれる文房具が見つかるでしょう。
(菅 未里)